花のつもりかな
ワレモコウ

花は上から下へ順番に咲き、紅い部分はガクです
フィールド内で『ワレモコウ』の一番手が姿を見せました。昨年より若干遅いようですが大差は有りません。
「ワレモコウ咲き出て花のつもりかな」と一茶にからかわれてしまいましたが、仰る通りです。
この花とも思えないような「ワレモコウ」ですが秋の花としての人気は高く、ドライフラワーにもよく利用されます。
近づいてよーく見ると花弁の無い小さな花が集合しているのが解ります。
時折雨は降りましたが、すごしやすい日でした。

花は上から下へ順番に咲き、紅い部分はガクです

フィールド内で『ワレモコウ』の一番手が姿を見せました。昨年より若干遅いようですが大差は有りません。
「ワレモコウ咲き出て花のつもりかな」と一茶にからかわれてしまいましたが、仰る通りです。
この花とも思えないような「ワレモコウ」ですが秋の花としての人気は高く、ドライフラワーにもよく利用されます。
近づいてよーく見ると花弁の無い小さな花が集合しているのが解ります。
時折雨は降りましたが、すごしやすい日でした。
タグ :植物
2010年08月09日 Posted by 松ぽっくり at 22:58 │Comments(2) │フィールド
絡まりあって
イケマ

大小の花が重なっているようなイケマの花、大きい方はこれから外側へ反り返ります
フィールドでは「ガガイモ」にもツボミが出来てきましたが開花にはもう少しでしょうか?そこで昨日の井川で満開になっていた、同じ「ガガイモ科」の『イケマ』を載せます。
ガガイモ科はツルになるものが多く、イケマもツル性ですが今回はお互いに絡まり合って道端に広がっていました。小さな花が丸く集まって咲いています。
ガガイモ科の花は少し変わっていて、花冠の内側に副花冠が有り、雄しべと雌しべがくっ付いて、「ずい柱」と呼ばれます。茎を切ると白い乳液が出ます。
今日は室温も27~8℃と比較的過ごしやすかった。雨は夜になって降って来ました。

大小の花が重なっているようなイケマの花、大きい方はこれから外側へ反り返ります

フィールドでは「ガガイモ」にもツボミが出来てきましたが開花にはもう少しでしょうか?そこで昨日の井川で満開になっていた、同じ「ガガイモ科」の『イケマ』を載せます。
ガガイモ科はツルになるものが多く、イケマもツル性ですが今回はお互いに絡まり合って道端に広がっていました。小さな花が丸く集まって咲いています。
ガガイモ科の花は少し変わっていて、花冠の内側に副花冠が有り、雄しべと雌しべがくっ付いて、「ずい柱」と呼ばれます。茎を切ると白い乳液が出ます。
今日は室温も27~8℃と比較的過ごしやすかった。雨は夜になって降って来ました。
タグ :植物
2010年08月08日 Posted by 松ぽっくり at 23:17 │Comments(0) │花見
ちゃっかり者
シコクママコナ

立秋の今日、仲間と井川方面に花と涼を求めて行って来ました。
林の下に『シコクママコナ』が丁度盛りを迎えていて、初めて見る方もいて盛り上がりました。
名前に「シコク・・・」と付いていますが本州中部以西、四国、九州に分布しています。
「ママコナ属」は半寄生の一年草と云う事で、自分で光合成をしますが、他の植物からもちゃっかり養分を頂いているようです。
空ゆく雲は夏と秋が共存し、季節のはざまを見せています。県民の森付近は標高も高く、吹く風も爽やかで、数時間前までの暑さを忘れさせてくれました。

立秋の今日、仲間と井川方面に花と涼を求めて行って来ました。
林の下に『シコクママコナ』が丁度盛りを迎えていて、初めて見る方もいて盛り上がりました。
名前に「シコク・・・」と付いていますが本州中部以西、四国、九州に分布しています。
「ママコナ属」は半寄生の一年草と云う事で、自分で光合成をしますが、他の植物からもちゃっかり養分を頂いているようです。
空ゆく雲は夏と秋が共存し、季節のはざまを見せています。県民の森付近は標高も高く、吹く風も爽やかで、数時間前までの暑さを忘れさせてくれました。
タグ :植物
2010年08月07日 Posted by 松ぽっくり at 23:17 │Comments(0) │花見
当然と云えば・・・
ノカンゾウ

多年草だから当然と云えば当然ですが、去年と同じ場所、ほぼ同じ月日に、同じように草に埋もれて『ノカンゾウ』が咲きました。
濃いオレンジ色の花は朝咲いて夕げにはしぼんでしまう一日花。
八重咲きでボッテリした「ヤブカンゾウ」より人気はかなり高いようです。
山菜としても優れ、若葉、つぼみ、花、いずれも食卓にのぼります。
「ヤブカンゾウ」は他の斜面で沢山の花を咲かせましたが、すでにその姿は無く、このフィールドでははっきりと花期が分かれます。

多年草だから当然と云えば当然ですが、去年と同じ場所、ほぼ同じ月日に、同じように草に埋もれて『ノカンゾウ』が咲きました。
濃いオレンジ色の花は朝咲いて夕げにはしぼんでしまう一日花。
八重咲きでボッテリした「ヤブカンゾウ」より人気はかなり高いようです。
山菜としても優れ、若葉、つぼみ、花、いずれも食卓にのぼります。
「ヤブカンゾウ」は他の斜面で沢山の花を咲かせましたが、すでにその姿は無く、このフィールドでははっきりと花期が分かれます。
タグ :植物
2010年08月06日 Posted by 松ぽっくり at 23:08 │Comments(0) │フィールド
貴重な糧
トチノキ

校庭の隅、5月の初旬に沢山の花が集まって塔の様に咲いた『トチノキ』の実がかなり大きくなった。ただ、大きな木の梢なので気付く人は少ないかもしれない。
つやつやした大きな実はその昔「縄文人」の食生活を支え、その後も凶作、飢饉に備える保存食料として長く貢献してきた。強いアクを抜くために水にさらし、手間暇かけて
貴重な糧としたのでしょう。
相変わらず暑いのだが体が慣れたのだろうか、前ほど苦にならなくなった。

校庭の隅、5月の初旬に沢山の花が集まって塔の様に咲いた『トチノキ』の実がかなり大きくなった。ただ、大きな木の梢なので気付く人は少ないかもしれない。
つやつやした大きな実はその昔「縄文人」の食生活を支え、その後も凶作、飢饉に備える保存食料として長く貢献してきた。強いアクを抜くために水にさらし、手間暇かけて
貴重な糧としたのでしょう。
相変わらず暑いのだが体が慣れたのだろうか、前ほど苦にならなくなった。
タグ :植物
2010年08月05日 Posted by 松ぽっくり at 22:36 │Comments(1) │近所
はかなく消えて
ツユクサ

斜面の角度を改良して芝を植えた所に草達が進出を始めてきました。芝の中に種が入っていたのでしょう『ツユクサ』も広い範囲にポツポツと咲いています。
写し易い所なので3枚の花弁を狙って見ました。両サイドの青い花弁はすぐ解りますが下側の一枚は小さく半透明なので案外気づきません。折が有りましたらご確認ください。
この花の汁は昔から日本でも中国でも着色に用いられ、色を付ける草と云うので「ツキクサ」とも呼ばれました。ただこれで着色した色はやがてはかなく消えてしまいます。「万葉集」ではこのはかなく消えるツユクサの花の色と、はかない恋の苦しさと結び付けていくつかの歌が詠まれています。

斜面の角度を改良して芝を植えた所に草達が進出を始めてきました。芝の中に種が入っていたのでしょう『ツユクサ』も広い範囲にポツポツと咲いています。
写し易い所なので3枚の花弁を狙って見ました。両サイドの青い花弁はすぐ解りますが下側の一枚は小さく半透明なので案外気づきません。折が有りましたらご確認ください。

この花の汁は昔から日本でも中国でも着色に用いられ、色を付ける草と云うので「ツキクサ」とも呼ばれました。ただこれで着色した色はやがてはかなく消えてしまいます。「万葉集」ではこのはかなく消えるツユクサの花の色と、はかない恋の苦しさと結び付けていくつかの歌が詠まれています。
タグ :植物
2010年08月04日 Posted by 松ぽっくり at 23:17 │Comments(0) │フィールド
日没の頃
スズサイコ

ツボミの形から名前が付きました
草刈りのタイミングが悪かったので心配していたのですが、東向きの斜面の中ほどに
『スズサイコ』が今年も花を付けてくれました。昼過ぎに見つけたので固く閉じていました。したがって日没の頃に再度出向いて撮らせていただきました。
ただ昨年は2株有りましたが、今年は1株しか見つかりません。もしこのまま見つからないようだと、先行きの不安がつのります。
この場所では花の色がうすい黄緑色ですが、先日Kさんが6月の末に見せてくれた「スズサイコ」の写真はうすい小豆色をしていました。恐らく地質によって花の色が変わるものと思われます。
今日は心なしか暑さが落ち着いた感が有り、ほっとします。

ツボミの形から名前が付きました

草刈りのタイミングが悪かったので心配していたのですが、東向きの斜面の中ほどに
『スズサイコ』が今年も花を付けてくれました。昼過ぎに見つけたので固く閉じていました。したがって日没の頃に再度出向いて撮らせていただきました。
ただ昨年は2株有りましたが、今年は1株しか見つかりません。もしこのまま見つからないようだと、先行きの不安がつのります。
この場所では花の色がうすい黄緑色ですが、先日Kさんが6月の末に見せてくれた「スズサイコ」の写真はうすい小豆色をしていました。恐らく地質によって花の色が変わるものと思われます。
今日は心なしか暑さが落ち着いた感が有り、ほっとします。
タグ :植物
2010年08月03日 Posted by 松ぽっくり at 22:43 │Comments(2) │フィールド
先人恐るべし
クサギ

4本の長い雄しべが印象的な花
土手の下、少し離れた水路の際の『クサギ』 若干盛りは過ぎたようだが水路に張り出した枝先は中々の感じで花を付けていた。
顔を寄せると甘い香りがする。名前の由来でもある葉を揉んだ時の強烈な悪臭とは大いに異なる。
昔からそんな悪臭をものともせず、果実は染料、葉や枝、根などは薬用に、若葉は山菜として利用すると云う。まさに「先人恐るべし」
ちなみに山菜として使うときは一つまみの塩を入れサッと茹で、流水に数時間さらすと苦味もあの臭みも消えるようだ!
昼過ぎに一雨有って若干暑さが和らいだ?曇っているせいもあるが

4本の長い雄しべが印象的な花

土手の下、少し離れた水路の際の『クサギ』 若干盛りは過ぎたようだが水路に張り出した枝先は中々の感じで花を付けていた。
顔を寄せると甘い香りがする。名前の由来でもある葉を揉んだ時の強烈な悪臭とは大いに異なる。
昔からそんな悪臭をものともせず、果実は染料、葉や枝、根などは薬用に、若葉は山菜として利用すると云う。まさに「先人恐るべし」
ちなみに山菜として使うときは一つまみの塩を入れサッと茹で、流水に数時間さらすと苦味もあの臭みも消えるようだ!
昼過ぎに一雨有って若干暑さが和らいだ?曇っているせいもあるが
タグ :植物
2010年08月02日 Posted by 松ぽっくり at 17:55 │Comments(0) │フィールド
白い穂
マルバハッカ

出かけたついでに少し遠回りをして遊水池のそばを通ってみました、側溝のふちの道端に細く白い穂が見えました。近づいてみると『マルバハッカ』の花でした。英名は「アップルミント」 料理用のハーブとして家庭などでも栽培されて、繁殖力が旺盛なので野生化したものに時々出会います。
白い縮れた毛が多く、葉にさわると手にハーブの香りがうつります。
今日は語呂合わせで「ハイキングの日」との事です・・・・別に意味は有りませんが、ちょっと云ってみたかったので m(__)m

出かけたついでに少し遠回りをして遊水池のそばを通ってみました、側溝のふちの道端に細く白い穂が見えました。近づいてみると『マルバハッカ』の花でした。英名は「アップルミント」 料理用のハーブとして家庭などでも栽培されて、繁殖力が旺盛なので野生化したものに時々出会います。
白い縮れた毛が多く、葉にさわると手にハーブの香りがうつります。
今日は語呂合わせで「ハイキングの日」との事です・・・・別に意味は有りませんが、ちょっと云ってみたかったので m(__)m
タグ :植物