犬ツゲ
イヌツゲ雌木
雌花、雄しべは退化して小さい
畑の横で、先日の「クロガネモチ」に続いて同じ「モチノキ科」の『イヌツゲ』も咲き始めました。
名前に「ツゲ」と付いていますが、櫛の材料になる「ツゲ」とは全く違う仲間です。
大抵のモチノキ科は赤い実を付けますが、イヌツゲの仲間だけは黒い実を付けます。
この木の樹皮からも鳥もちが取れます。

雌花、雄しべは退化して小さい

畑の横で、先日の「クロガネモチ」に続いて同じ「モチノキ科」の『イヌツゲ』も咲き始めました。
名前に「ツゲ」と付いていますが、櫛の材料になる「ツゲ」とは全く違う仲間です。
大抵のモチノキ科は赤い実を付けますが、イヌツゲの仲間だけは黒い実を付けます。
この木の樹皮からも鳥もちが取れます。
タグ :植物
2010年05月31日 Posted by 松ぽっくり at 17:40 │Comments(0) │近所
数の子
カズノコグサ
この形を数の子に見たてました
住宅や道路に挟まれた田んぼにも水が張られ早苗が見られる様になりました。
今年は作るのをやめたのでしょうか?畑の横のまだ手の入っていない田は草達のパラダイス
その中に『カズノコグサ』も白い雄しべの先を見せて立っていました。
花穂の形を「数の子」に見立ててこの名前が付いたようですが、この数の子は熟すとパラパラと落ちます。
田起こし前の水田に多い雑草のひとつです。

この形を数の子に見たてました

住宅や道路に挟まれた田んぼにも水が張られ早苗が見られる様になりました。
今年は作るのをやめたのでしょうか?畑の横のまだ手の入っていない田は草達のパラダイス

その中に『カズノコグサ』も白い雄しべの先を見せて立っていました。
花穂の形を「数の子」に見立ててこの名前が付いたようですが、この数の子は熟すとパラパラと落ちます。
田起こし前の水田に多い雑草のひとつです。
タグ :植物
2010年05月30日 Posted by 松ぽっくり at 17:15 │Comments(0) │田んぼ
ヒトデのような
クロガネモチ雄花

花弁は極端に反り返り、真上から見ると無いように見えます。横から見ると解ります(左)
局地的前線の影響とかでスッキリしない空模様です。
みかん畑の端に植わっている『クロガネモチ』が小さいヒトデの様な花を無数に付けていました。
花をよく見ると雄しべは黄色い花粉を出し、雌しべは小さく退化しているのでこの木は「雄木」で有る事が解ります。そんな訳でこの木は秋になっても赤い実は付きません。
野生のものは関東地方、福井県以西に分布しているようです。

花弁は極端に反り返り、真上から見ると無いように見えます。横から見ると解ります(左)

局地的前線の影響とかでスッキリしない空模様です。
みかん畑の端に植わっている『クロガネモチ』が小さいヒトデの様な花を無数に付けていました。
花をよく見ると雄しべは黄色い花粉を出し、雌しべは小さく退化しているのでこの木は「雄木」で有る事が解ります。そんな訳でこの木は秋になっても赤い実は付きません。
野生のものは関東地方、福井県以西に分布しているようです。
タグ :植物
2010年05月29日 Posted by 松ぽっくり at 20:28 │Comments(0) │フィールド
横浜で
ヒナキキョウソウ

水門の池の周囲で個体数を随分と増やして、今年も『ヒナキキョウソウ』が咲き始めました。
茎は高さ30~40㌢程でほとんど枝分かれせず、小さな葉を互生してその腋に花を付けますがその多くは閉鎖花のようです。
北アメリカ原産で、1931年に横浜で帰化が報告されました。

咲いてから時間が経過した花、シベが変化している。

水門の池の周囲で個体数を随分と増やして、今年も『ヒナキキョウソウ』が咲き始めました。

茎は高さ30~40㌢程でほとんど枝分かれせず、小さな葉を互生してその腋に花を付けますがその多くは閉鎖花のようです。

北アメリカ原産で、1931年に横浜で帰化が報告されました。


咲いてから時間が経過した花、シベが変化している。
タグ :植物
2010年05月28日 Posted by 松ぽっくり at 17:58 │Comments(0) │フィールド
黄色い星の
ツルマンネングサ
クワの実が色づき、タチアオイの花が下から咲き始めて、雨の季節が遠くない事を教えています。
水門の池、南側の岩の間をしばらくぶりに覗いてみると『ツルマンネングサ』が少しピークを過ぎた感じで「黄色い星」のような花を付けていました。
朝鮮方面から古い時代に帰化したと考えられ、多肉質の葉を持ち乾燥に強いので河原や石垣などで時々見かけます。茎が地を這って延びるので「蔓万年草」と名づけられました。


クワの実が色づき、タチアオイの花が下から咲き始めて、雨の季節が遠くない事を教えています。
水門の池、南側の岩の間をしばらくぶりに覗いてみると『ツルマンネングサ』が少しピークを過ぎた感じで「黄色い星」のような花を付けていました。
朝鮮方面から古い時代に帰化したと考えられ、多肉質の葉を持ち乾燥に強いので河原や石垣などで時々見かけます。茎が地を這って延びるので「蔓万年草」と名づけられました。

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2010年05月27日 Posted by 松ぽっくり at 17:35 │Comments(0) │フィールド
田植えの頃
サナエタデ


田起こしが遅れている?田んぼに『サナエタデ』が花を見せていました。
「オオイヌタデ」に似ていますが一回り小型で節が膨れず、葉の側脈が少ない点などが識別ポイントのようです。
タデの仲間では花期が早く、田植えの頃にはもう花が咲いているので「早苗蓼」の名が付きました。
上空に寒気が入っているとかで不安定な空模様、一瞬ですが一雨有りました。


田起こしが遅れている?田んぼに『サナエタデ』が花を見せていました。
「オオイヌタデ」に似ていますが一回り小型で節が膨れず、葉の側脈が少ない点などが識別ポイントのようです。
タデの仲間では花期が早く、田植えの頃にはもう花が咲いているので「早苗蓼」の名が付きました。
上空に寒気が入っているとかで不安定な空模様、一瞬ですが一雨有りました。
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2010年05月26日 Posted by 松ぽっくり at 17:22 │Comments(0) │田んぼ
小判を
コバンソウ

2日降り続いた雨も上がり、気温も上がり夏日、そして南寄りの風が強い。
草刈りはいよいよ外側にも及び、後残すは一番奥の東側斜面のみとなりました。
その斜面では今年も『コバンソウ』が何万両とも何十万両とも数え切れないほどの
小判をぶら下げて、風に揺れています。

2日降り続いた雨も上がり、気温も上がり夏日、そして南寄りの風が強い。
草刈りはいよいよ外側にも及び、後残すは一番奥の東側斜面のみとなりました。
その斜面では今年も『コバンソウ』が何万両とも何十万両とも数え切れないほどの
小判をぶら下げて、風に揺れています。
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2010年05月25日 Posted by 松ぽっくり at 16:33 │Comments(0) │フィールド
ガスの中
メハジキ

昨日からの雨が少し小康状態に、歯科に出かけたついでに少し遠回りをして池ヶ谷の農道を走ってみました。
うすくガスがかかる中、舗装路と壁面の隙間にずらっと並んで『メハジキ』が咲き始めていました。
「目弾き」の名前は子供たちが茎を短く切って瞼に挟んで目を開かせて遊んだからとか、古き良き時代の微笑ましい遊びではあります。
また花の時期に全草を採り、乾燥したものを煎じて産前産後の保健薬として使われたようで「益母草」の別名もあります。


昨日からの雨が少し小康状態に、歯科に出かけたついでに少し遠回りをして池ヶ谷の農道を走ってみました。

うすくガスがかかる中、舗装路と壁面の隙間にずらっと並んで『メハジキ』が咲き始めていました。
「目弾き」の名前は子供たちが茎を短く切って瞼に挟んで目を開かせて遊んだからとか、古き良き時代の微笑ましい遊びではあります。

また花の時期に全草を採り、乾燥したものを煎じて産前産後の保健薬として使われたようで「益母草」の別名もあります。

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2010年05月24日 Posted by 松ぽっくり at 12:42 │Comments(2) │寄り道
方言名に
イボタノキ
今日も随分と暑い一日でした!そんな中、少しだけ運動をして、しっかり汗を出してきました。
帰り道、近所の道際で『イボタノキ』が白い小さな花を沢山付けて咲き誇っていました。
モクセイ科のこの木は山野の林縁などに普通に生える落葉の低木ですが暖かい静岡などでは冬でも葉が残っている事もあります。
この木の方言名に「トスベリ」あるいは「ロウノキ」などが有ります。これはこの木に付く「イボタロウムシ」が分泌するイボタロウを、家具の艶出しや戸の滑りを良くするために使われた事に寄るものと言われています。


今日も随分と暑い一日でした!そんな中、少しだけ運動をして、しっかり汗を出してきました。

帰り道、近所の道際で『イボタノキ』が白い小さな花を沢山付けて咲き誇っていました。

モクセイ科のこの木は山野の林縁などに普通に生える落葉の低木ですが暖かい静岡などでは冬でも葉が残っている事もあります。
この木の方言名に「トスベリ」あるいは「ロウノキ」などが有ります。これはこの木に付く「イボタロウムシ」が分泌するイボタロウを、家具の艶出しや戸の滑りを良くするために使われた事に寄るものと言われています。


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2010年05月22日 Posted by 松ぽっくり at 22:34 │Comments(0) │近所
涼しげな
センダン
お地蔵さんの下の『センダン』が今年も咲き始めた。
万葉の昔から「あふち」「おうち」と呼ばれ親しまれたこの木は、涼しげな葉と藤色の花が美しく公園や学校などによく植えられます。
今日は随分と気温が上がって寒がりの私でもTシャツ一枚で過ごせる程の陽気です。
フィールドの土手斜面内側は全面草刈り完了。昨年は部分的に残した所もありましたが今年は全面です。花を付け始めた「クララ」「ナンテンハギ」もきれいさっぱり・・
この後外側がどのように刈られるかが気になる所です。


お地蔵さんの下の『センダン』が今年も咲き始めた。
万葉の昔から「あふち」「おうち」と呼ばれ親しまれたこの木は、涼しげな葉と藤色の花が美しく公園や学校などによく植えられます。
今日は随分と気温が上がって寒がりの私でもTシャツ一枚で過ごせる程の陽気です。
フィールドの土手斜面内側は全面草刈り完了。昨年は部分的に残した所もありましたが今年は全面です。花を付け始めた「クララ」「ナンテンハギ」もきれいさっぱり・・
この後外側がどのように刈られるかが気になる所です。

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2010年05月21日 Posted by 松ぽっくり at 16:53 │Comments(0) │フィールド
黄色の帯が
メキシコマンネングサ

晴れ間が出て、用事で出かけた先で歩道沿いに黄色の帯が延びていた。
『メキシコマンネングサ』の帯だ、土も無いような所で見事に咲き誇っている。
排気ガスにも強く繁殖力も旺盛で、外来種の強かさを見せつけているかのようだ。
この草は名前に「メキシコ」と付いているが原産地も日本に入って来た経緯も今ひとつはっきりしないらしい。

これは一週間前に水門の池のふちで咲き始めたばかりのもの、河原という厳しい環境のせいで後れを取っている。

晴れ間が出て、用事で出かけた先で歩道沿いに黄色の帯が延びていた。
『メキシコマンネングサ』の帯だ、土も無いような所で見事に咲き誇っている。
排気ガスにも強く繁殖力も旺盛で、外来種の強かさを見せつけているかのようだ。
この草は名前に「メキシコ」と付いているが原産地も日本に入って来た経緯も今ひとつはっきりしないらしい。

これは一週間前に水門の池のふちで咲き始めたばかりのもの、河原という厳しい環境のせいで後れを取っている。
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2010年05月20日 Posted by 松ぽっくり at 23:09 │Comments(0) │出先で
入れ替えが
予定より早く朝から雨がパラつきだした。
クスノキの新葉と花(2010,05,16, 撮影)

常緑樹の『クスノキ』も新旧の葉の入れ替えが進んでいる。そして小さな花を沢山付けた。
土手の下に植えられているこの木は、土手の上から丁度よい位置に花が有って観察に好都合だ
クスノキは古くから神社などに植えられ、巨樹や老樹も多い。
葉や樹皮には独特の香りが有り、かっては防虫剤「樟脳」の原料にされた。
花の雄しべは通常9本で一番内側の3本の元に黄色い腺体が付く

クスノキの新葉と花(2010,05,16, 撮影)

常緑樹の『クスノキ』も新旧の葉の入れ替えが進んでいる。そして小さな花を沢山付けた。
土手の下に植えられているこの木は、土手の上から丁度よい位置に花が有って観察に好都合だ

クスノキは古くから神社などに植えられ、巨樹や老樹も多い。

葉や樹皮には独特の香りが有り、かっては防虫剤「樟脳」の原料にされた。
花の雄しべは通常9本で一番内側の3本の元に黄色い腺体が付く

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2010年05月19日 Posted by 松ぽっくり at 13:47 │Comments(2) │フィールド
米粒を
左コメツブツメクサ花、 右花の後(花弁は落ちずに残り、その中で豆果は成熟する)


左コメツブウマゴヤシ花、 右若い豆果
この時季らしい気温になって、行きかう人も薄着になってきました。
土手や斜面に黄色の米粒を敷き詰めたように咲いている『コメツブツメクサ』も多少の陰りが見える。
それに呼応するように、花も大きさもそっくりな『コメツブウマゴヤシ』の姿が目に付くようになってきた。
これを見分けるには花が終わった後を見るのが確かなようだ。
どちらもヨーロッパ原産の帰化植物です。
今年はいつかなーと思っていたら、いよいよ始まりました。土手のお手入れ、草刈りです。




左コメツブウマゴヤシ花、 右若い豆果
この時季らしい気温になって、行きかう人も薄着になってきました。
土手や斜面に黄色の米粒を敷き詰めたように咲いている『コメツブツメクサ』も多少の陰りが見える。
それに呼応するように、花も大きさもそっくりな『コメツブウマゴヤシ』の姿が目に付くようになってきた。
これを見分けるには花が終わった後を見るのが確かなようだ。
どちらもヨーロッパ原産の帰化植物です。
今年はいつかなーと思っていたら、いよいよ始まりました。土手のお手入れ、草刈りです。
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2010年05月17日 Posted by 松ぽっくり at 16:00 │Comments(0) │フィールド
白い浮島を
盛りを迎えたノイバラ

ピンクの花の付く株も有ります
予報に反し雲の厚い空模様です。
河原は『ノイバラ』が盛りを迎え、白い浮島を点々と作っています。
風向きによっては甘い香りも漂います。
「ネムノキ」はやっと若葉を展開し始めました。
名前のせいでは無いと思いますが、この辺では一番目覚めが遅いようです。




予報に反し雲の厚い空模様です。
河原は『ノイバラ』が盛りを迎え、白い浮島を点々と作っています。
風向きによっては甘い香りも漂います。

「ネムノキ」はやっと若葉を展開し始めました。
名前のせいでは無いと思いますが、この辺では一番目覚めが遅いようです。


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2010年05月16日 Posted by 松ぽっくり at 18:26 │Comments(0) │フィールド
待望の
ヤマシャクヤク
今日は皆さんと御殿場に行って来ました。バスから降りるとさすがにひんやりとしています。
落葉広葉樹の若葉の中、周囲を確認しながら気持ちよく歩を進めます。
ところが第一目的の『ヤマシャクヤク』はことごとく花が終わっていて落胆!
それでもと、彷徨することしばし、すると「キンラン」「ギンラン」など想定外のものが次々に顔を見せてくれて大いに救われました。
そして帰り間際、Kさんの「有った」と云う大きな声。待望の『ヤマシャクヤク』の花が!状態は終わる寸前のようですがそれでも白い大きな花が付いています \(^o^)/
若干のアクシデントは有りましたが、それは次回の糧とさせて頂きます。

今日は皆さんと御殿場に行って来ました。バスから降りるとさすがにひんやりとしています。
落葉広葉樹の若葉の中、周囲を確認しながら気持ちよく歩を進めます。

ところが第一目的の『ヤマシャクヤク』はことごとく花が終わっていて落胆!

それでもと、彷徨することしばし、すると「キンラン」「ギンラン」など想定外のものが次々に顔を見せてくれて大いに救われました。

そして帰り間際、Kさんの「有った」と云う大きな声。待望の『ヤマシャクヤク』の花が!状態は終わる寸前のようですがそれでも白い大きな花が付いています \(^o^)/
若干のアクシデントは有りましたが、それは次回の糧とさせて頂きます。

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2010年05月15日 Posted by 松ぽっくり at 22:30 │Comments(2) │観察会
フタバハギ
ナンテンハギ

うす雲が広がって気温も少し低めだが肌寒い所まではいかない。
勢いの出てきたクズの蔓に巻き付かれながら、去年より少し遅れて『ナンテンハギ』の花が咲き始めた。ただ個体数は少なくなったような気がする。
背丈が40~50㌢程なので、クズやススキなどに埋もれてしまうのは時間のもんだいだろう。それとも草刈りが入るかも知れない。いずれにしても先行きは芳しく無い。
葉が「ナンテン」ににているので「南天萩」の名が付いた。別名の「フタバハギ」は葉が2枚づつ並んで見えるためのだろう。

うす雲が広がって気温も少し低めだが肌寒い所まではいかない。
勢いの出てきたクズの蔓に巻き付かれながら、去年より少し遅れて『ナンテンハギ』の花が咲き始めた。ただ個体数は少なくなったような気がする。
背丈が40~50㌢程なので、クズやススキなどに埋もれてしまうのは時間のもんだいだろう。それとも草刈りが入るかも知れない。いずれにしても先行きは芳しく無い。
葉が「ナンテン」ににているので「南天萩」の名が付いた。別名の「フタバハギ」は葉が2枚づつ並んで見えるためのだろう。
タグ :植物
2010年05月14日 Posted by 松ぽっくり at 17:28 │Comments(0) │フィールド
主力メンバー
ノアザミ

花粉を盛んに出している雄性期の花
流れに近い河原から「コチドリ」、少し残ったアシの茂みからは「オオヨシキリ」、対岸の山から「カッコウ」の声が聞こえています。夏の鳥たちも活動を始めています!
土手の斜面ではこのフィールドの主力メンバーで有る『ノアザミ』が存在感を強めてきた。アザミ属は日本に60種程有るが、春から初夏にかけて咲くのはこのアザミだけのようだ。
江戸時代には多くの品種もつくられたが、それだけ親しまれていたと云う事なのでしょう。
チガヤの穂が風に銀の波を作っている。


花粉を盛んに出している雄性期の花

流れに近い河原から「コチドリ」、少し残ったアシの茂みからは「オオヨシキリ」、対岸の山から「カッコウ」の声が聞こえています。夏の鳥たちも活動を始めています!
土手の斜面ではこのフィールドの主力メンバーで有る『ノアザミ』が存在感を強めてきた。アザミ属は日本に60種程有るが、春から初夏にかけて咲くのはこのアザミだけのようだ。
江戸時代には多くの品種もつくられたが、それだけ親しまれていたと云う事なのでしょう。
チガヤの穂が風に銀の波を作っている。

タグ :植物
2010年05月13日 Posted by 松ぽっくり at 17:02 │Comments(0) │フィールド
2つ並んで
「あかんべー」をしているようなスイカズラの花

寒く無く、暑く無く、よい季節です。
2つずつ花が並んで『スイカズラ』が咲き始めている。
子供が花をちぎって蜜を吸って遊んだ事から「吸葛」の名が付いた。ちなみに白い花より黄色い花の方が甘いのをご存知だろうか?
そばによるとほのかに香る、この甘い香りは夜に強まるらしい。夜行性の蛾を誘い、受粉を促すためだ・・・
咲いたばかりの白い花に、日数が経って黄色くなった花が混じる事から「金銀花」と雅な名も付いている。


寒く無く、暑く無く、よい季節です。

2つずつ花が並んで『スイカズラ』が咲き始めている。
子供が花をちぎって蜜を吸って遊んだ事から「吸葛」の名が付いた。ちなみに白い花より黄色い花の方が甘いのをご存知だろうか?

そばによるとほのかに香る、この甘い香りは夜に強まるらしい。夜行性の蛾を誘い、受粉を促すためだ・・・

咲いたばかりの白い花に、日数が経って黄色くなった花が混じる事から「金銀花」と雅な名も付いている。


タグ :植物
2010年05月12日 Posted by 松ぽっくり at 17:12 │Comments(0) │フィールド
蜜源植物の
山際のハリエンジュ

近所の山際に白くなっている所が有った、あれは・・・近づいてみるとやはり『ハリエンジュ』が沢山花の穂をぶら下げていました。
残念ながら少し高い所で近づけない。近づけないとなると近寄りたい。
と云う事で近づける所に行く事にした、確か千代に有ったはずです。・・・有りました。こちらもうまい具合に花盛りでした。
マメ科のこの木は別名を「ニセアカシア」と云う。 考えて見ると両方ともひとさまの名前を借りている事になる。
「エンジュ」に「針」を付けて『ハリエンジュ』、「アカシア」に「偽」を付けて『ニセアカシア』少々独自性に欠ける命名が気にかかる。
北アメリカ原産で砂防用としてよく使われるが、重要な蜜源植物のひとつでもあります。

千代のハリエンジュ

近所の山際に白くなっている所が有った、あれは・・・近づいてみるとやはり『ハリエンジュ』が沢山花の穂をぶら下げていました。

残念ながら少し高い所で近づけない。近づけないとなると近寄りたい。

と云う事で近づける所に行く事にした、確か千代に有ったはずです。・・・有りました。こちらもうまい具合に花盛りでした。

マメ科のこの木は別名を「ニセアカシア」と云う。 考えて見ると両方ともひとさまの名前を借りている事になる。
「エンジュ」に「針」を付けて『ハリエンジュ』、「アカシア」に「偽」を付けて『ニセアカシア』少々独自性に欠ける命名が気にかかる。

北アメリカ原産で砂防用としてよく使われるが、重要な蜜源植物のひとつでもあります。

千代のハリエンジュ

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2010年05月11日 Posted by 松ぽっくり at 16:54 │Comments(2) │近所
もうこんなに
ナツグミの若い実

水路のそばの『ナツグミ』の実がもうこんなに大きくなってきました。3月の末に咲き始めてつい最近まで花が有ったと思いましたが・・・・・6月に入れば赤く熟す事でしょう。
同じ頃花を付けた「アキグミ」とは大違いです。
その「ナツグミ」にテントウムシの幼虫が沢山いました。餌になるアブラムシが付いたのかと思い、あちこち探して見ましたが見つかりません。はたしてこの肉食の幼虫達は何を餌にするのでしょう?
雨がぱらついて来ました。これから明日までしばらくグズつくようです。
テントウムシの幼虫




同じ頃花を付けた「アキグミ」とは大違いです。
その「ナツグミ」にテントウムシの幼虫が沢山いました。餌になるアブラムシが付いたのかと思い、あちこち探して見ましたが見つかりません。はたしてこの肉食の幼虫達は何を餌にするのでしょう?
雨がぱらついて来ました。これから明日までしばらくグズつくようです。

テントウムシの幼虫

タグ :自然