藪蚊に耐え

 天高く・・爽やかな秋晴れ、でも気温は少々高め。秋晴れに誘われて少し足をのばして突き当たりの藪の中に降りてみました。夏の盛りの鬱蒼とした感は大分薄れ歩きやすくなっている。藪のはずれあたりに 『カラスノゴマ』が群生して黄色い花を付けている。今年はどういう訳かこの草と「ラセンソウ」がやけに目に付きます。どちらも「シナノキ科」なのですが何か理由が有るのでしょうか?
花をよく見ると真中の雌しべを囲んでスーと伸びているのが「仮雄しべ」その周りで座った時の人の足のような形をしているのが完全な雄しべです。
果実は細い筒状で中にゴマのような種が入っています。と云う事で、役に立たない胡麻=「烏の胡麻」と名付けられました。
草の前でカメラを構えているとたちまち藪蚊が集結して襲ってきます。あの羽音を聞くと落ち着きを失ってもうダメ、早々に退散です。


カラスノゴマ  
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2009年09月24日 Posted by 松ぽっくり at 20:06Comments(0)突き当たりの藪