タイミング
ムクノキ

小学校の裏の『ムクノキ』の葉が色付き始めて黒いシワのよった果実が目立つようになった。
この実は「干し柿のように甘くて美味しい」と云われている。しかしこれにはタイミングが有るらしい。いつ食べても美味しいと云う訳ではないようだ。
このタイミングを一番熟知していたのは「ムクドリ」などの野鳥達と昔の腕白達だったようだ。
青い実が半分ほど紫色に変わり全体が次第に紫の強い黒色に変わるこの頃が果肉も白くみずみずしくてベストとされる。
ちなみに黒く乾いて表面にシワが寄る頃になると、その干し柿に似た甘さは嫌みのあるものとなり残念ながら美味しいとは感じなかった。


小学校の裏の『ムクノキ』の葉が色付き始めて黒いシワのよった果実が目立つようになった。
この実は「干し柿のように甘くて美味しい」と云われている。しかしこれにはタイミングが有るらしい。いつ食べても美味しいと云う訳ではないようだ。
このタイミングを一番熟知していたのは「ムクドリ」などの野鳥達と昔の腕白達だったようだ。
青い実が半分ほど紫色に変わり全体が次第に紫の強い黒色に変わるこの頃が果肉も白くみずみずしくてベストとされる。

ちなみに黒く乾いて表面にシワが寄る頃になると、その干し柿に似た甘さは嫌みのあるものとなり残念ながら美味しいとは感じなかった。

タグ :植物
2010年11月30日 Posted by 松ぽっくり at 22:33 │Comments(0) │フィールド
長い花期
ハナイバナ
田んぼの畦に『ハナイバナ』が小さいけれど整った花を付けていた。
ワスレナグサに似たこの草は「ムラサキ科」、図鑑などによると花期は3月~11月、
随分と長い事になっているが、ずっと咲き続けている訳ではない。
名前は葉と葉の間に花が付く事から「葉内花」となったようです。
花の大きさも形も「キュウリグサ」とよく似ているが「キュウリグサ」は花序の先がサソリの尻尾のようにクルリと巻いているので区別出来る。
午前中は風も無く暖かく感じたが、午後になって風と共に寒さが襟元に忍び込むようになってきた。

田んぼの畦に『ハナイバナ』が小さいけれど整った花を付けていた。
ワスレナグサに似たこの草は「ムラサキ科」、図鑑などによると花期は3月~11月、
随分と長い事になっているが、ずっと咲き続けている訳ではない。
名前は葉と葉の間に花が付く事から「葉内花」となったようです。
花の大きさも形も「キュウリグサ」とよく似ているが「キュウリグサ」は花序の先がサソリの尻尾のようにクルリと巻いているので区別出来る。
午前中は風も無く暖かく感じたが、午後になって風と共に寒さが襟元に忍び込むようになってきた。
タグ :植物
2010年11月29日 Posted by 松ぽっくり at 17:02 │Comments(0) │田んぼ
黒い果実
タラノキ

土手の下では『タラノキ』が黒い果実を沢山実らせているが、この実は食べられない。若芽は山菜としてその名が高く、山菜を食べる習慣の少なかった静岡県でもこの「タラの芽」だけは昔から好まれたらしい。
最近は山菜採りが盛んになり、芽が出るたびに摘まれ枯死する株も多くなった。また幹を切ってまで採取する者も有り、野生の「タラノキ」は減少している。
芽の採集は1回だけにとどめ、マナーを守りたいものだ。
背高のっぽの「皇帝ダリア」があちこちで目立つようになった。どうやら最近のトレンドのようだ。


土手の下では『タラノキ』が黒い果実を沢山実らせているが、この実は食べられない。若芽は山菜としてその名が高く、山菜を食べる習慣の少なかった静岡県でもこの「タラの芽」だけは昔から好まれたらしい。
最近は山菜採りが盛んになり、芽が出るたびに摘まれ枯死する株も多くなった。また幹を切ってまで採取する者も有り、野生の「タラノキ」は減少している。
芽の採集は1回だけにとどめ、マナーを守りたいものだ。
背高のっぽの「皇帝ダリア」があちこちで目立つようになった。どうやら最近のトレンドのようだ。
タグ :植物
2010年11月28日 Posted by 松ぽっくり at 17:28 │Comments(2) │フィールド
その気にさせる
カワラナデシコ、帰り花
枯草色が支配する河原の一角、「カワラナデシコ」の帰り花が控えめな彩りを見せていました。
河原撫子の花言葉は「純愛」「才能」、万葉の昔から歌人たちに愛され歌に詠まれて来ました。
秋の七種のひとつに数えられていますが、実際の花期は夏であり、夏中咲いている事から古名を「常夏」と云うそうです。
この欄でも何度となく取り上げていますが、ついその気にさせる花です。

枯草色が支配する河原の一角、「カワラナデシコ」の帰り花が控えめな彩りを見せていました。
河原撫子の花言葉は「純愛」「才能」、万葉の昔から歌人たちに愛され歌に詠まれて来ました。
秋の七種のひとつに数えられていますが、実際の花期は夏であり、夏中咲いている事から古名を「常夏」と云うそうです。
この欄でも何度となく取り上げていますが、ついその気にさせる花です。
タグ :植物
2010年11月27日 Posted by 松ぽっくり at 17:25 │Comments(0) │フィールド
唐突に
オグルマ?

この所風のない日が続いている。
土手をいくと「ツグミ」が6~7羽一斉に桜の木にとまった。単独行動の多いツグミが珍しく群れていた。
畑の端で唐突に『オグルマ』らしき花が咲いた。4~5日前見慣れない葉があるなー?と思いつつ忘れていた、それが今日になったら3センチ程の花を2つ付けていた。
茎の毛、葉がやや茎を抱く事、不明瞭なキョ歯、舌状花の先に3つの歯が有る事、総苞片が反り返る事、など「オグルマ」の特徴を有するが、なんで今頃突然なのだろう?何となく腑に落ちない。とりあえず様子を見る事にしよう。

この所風のない日が続いている。
土手をいくと「ツグミ」が6~7羽一斉に桜の木にとまった。単独行動の多いツグミが珍しく群れていた。
畑の端で唐突に『オグルマ』らしき花が咲いた。4~5日前見慣れない葉があるなー?と思いつつ忘れていた、それが今日になったら3センチ程の花を2つ付けていた。
茎の毛、葉がやや茎を抱く事、不明瞭なキョ歯、舌状花の先に3つの歯が有る事、総苞片が反り返る事、など「オグルマ」の特徴を有するが、なんで今頃突然なのだろう?何となく腑に落ちない。とりあえず様子を見る事にしよう。

タグ :植物
2010年11月26日 Posted by 松ぽっくり at 21:29 │Comments(0) │フィールド
貴い?
キヅタ花
風もなく穏やかな朝です、桜のテッペンで『ホオジロ』が「一筆啓上」を飽きる事なく繰り返していた。この時季の囀りはどんな意味を持っているのだろう?
「エノキ」の大木に絡みついた『キズタ』の花が咲き始めた。この花は昨年に比べると2週間ほど遅れているようだ。
花の数こそ多いが地味で目立たない花です。ただ花の少なくなったこの時季、
貴い?花ではあります。
茎や枝から気根を出して他の樹木によじ登る事から「木蔦」の名が与えられたのでしょうか? 別名は「フユヅタ」
ホオジロ♂


風もなく穏やかな朝です、桜のテッペンで『ホオジロ』が「一筆啓上」を飽きる事なく繰り返していた。この時季の囀りはどんな意味を持っているのだろう?
「エノキ」の大木に絡みついた『キズタ』の花が咲き始めた。この花は昨年に比べると2週間ほど遅れているようだ。
花の数こそ多いが地味で目立たない花です。ただ花の少なくなったこの時季、
貴い?花ではあります。

茎や枝から気根を出して他の樹木によじ登る事から「木蔦」の名が与えられたのでしょうか? 別名は「フユヅタ」
ホオジロ♂

タグ :植物
2010年11月25日 Posted by 松ぽっくり at 15:05 │Comments(0) │フィールド
引き立てて
サネカズラ集合果
スッキリと雨も上がって暖かい朝でした。
ほとんど葉を落としたサクラの梢で「ツグミ」が2羽こちらを見ています。今シーズンの初顔合わせ、宜しくね!
今日は「勤労感謝の日」朝から河原は結構な人出です。
午後になると雲が広がり大分様相が変わって来ました。
川のそばの竹に絡んだ『サネカズラ』が葉の隙間からこちらを覗いています。緑の葉が赤い実を引きたてています。
昨年は10月の末に取り上げているので大分遅い気になりますが、果期に幅があるのでこれで普通なのかも知れない。
8月頃直径1,5㌢程で黄白色の上品な花を咲かせますが、意外と目立ちません。

スッキリと雨も上がって暖かい朝でした。
ほとんど葉を落としたサクラの梢で「ツグミ」が2羽こちらを見ています。今シーズンの初顔合わせ、宜しくね!
今日は「勤労感謝の日」朝から河原は結構な人出です。
午後になると雲が広がり大分様相が変わって来ました。
川のそばの竹に絡んだ『サネカズラ』が葉の隙間からこちらを覗いています。緑の葉が赤い実を引きたてています。
昨年は10月の末に取り上げているので大分遅い気になりますが、果期に幅があるのでこれで普通なのかも知れない。
8月頃直径1,5㌢程で黄白色の上品な花を咲かせますが、意外と目立ちません。
タグ :植物
2010年11月23日 Posted by 松ぽっくり at 16:57 │Comments(0) │近所
覗きこんで
キセキレイ
水路のふちで『キセキレイ』が虫を狙って覗き込んでいました。
同じセキレイの仲間でも「ハクセキレイ」は意外と近くまで寄る事が出来るのですが、「セグロセキレイ」やこの「キセキレイ」は用心深くて目が合うとすぐに飛び去ってしまいます。
しかし今回は目の前に餌がちらついていたと見え、今までよりは近づく事が出来ました。それでも7~8mは有るでしょうか・・・。
気持の良い日和も今日までらしい、残念ながら

水路のふちで『キセキレイ』が虫を狙って覗き込んでいました。
同じセキレイの仲間でも「ハクセキレイ」は意外と近くまで寄る事が出来るのですが、「セグロセキレイ」やこの「キセキレイ」は用心深くて目が合うとすぐに飛び去ってしまいます。
しかし今回は目の前に餌がちらついていたと見え、今までよりは近づく事が出来ました。それでも7~8mは有るでしょうか・・・。
気持の良い日和も今日までらしい、残念ながら
タグ :野鳥
2010年11月21日 Posted by 松ぽっくり at 17:07 │Comments(0) │フィールド
ツルグミ
ツルグミ花
本日もまた、すこぶる気持ちの良い「小春日和」を授かりました。
今日は皆さんと大学の周辺をのんびり歩くはずでしたが、たまたま『大学祭』と重なり車の数が多く、あまりのんびりと云う訳にはいきませんでいた。
この季節、花の数が少なくなる中『ツルグミ』が満開の花を付けていました。
葉にも花にも赤褐色の「鱗状毛」が目立ちます。果実は4月頃赤く熟しますが、青い内に落ちてしまうものが多いようです。
本日のテーマ、木の実、草の実は合計28種が確認出来ました。
敷地内の「モミジバフウ」が西日を受けてみごとに燃えあがっていました。


本日もまた、すこぶる気持ちの良い「小春日和」を授かりました。
今日は皆さんと大学の周辺をのんびり歩くはずでしたが、たまたま『大学祭』と重なり車の数が多く、あまりのんびりと云う訳にはいきませんでいた。
この季節、花の数が少なくなる中『ツルグミ』が満開の花を付けていました。
葉にも花にも赤褐色の「鱗状毛」が目立ちます。果実は4月頃赤く熟しますが、青い内に落ちてしまうものが多いようです。
本日のテーマ、木の実、草の実は合計28種が確認出来ました。
敷地内の「モミジバフウ」が西日を受けてみごとに燃えあがっていました。

タグ :植物
2010年11月20日 Posted by 松ぽっくり at 21:23 │Comments(0) │観察会
地下で
ヤブマメ
「アカメガシワ」の下の藪に絡まっている『ヤブマメ』がいい色になって3cm程の豆果を付けました(アップにすると色づいたエダマメのように見えますが)
10月に花を取り上げた時に書きましたが、このサヤの中には普通3個の豆が入っていて、豆には黒い斑点があり「ウズラマメ」を小さくした様な豆で別名を「ギンマメ」とも呼ぶようです。
「ヤブマメ」には変わった生態があって、秋の末、地下茎の先に閉鎖花を付けその閉鎖花は地下で丸く結実して地下で豆を1個だけ作ります。地上の閉鎖花が結実する例は珍しくありませんが、地下結実の例は珍しいようです。

「アカメガシワ」の下の藪に絡まっている『ヤブマメ』がいい色になって3cm程の豆果を付けました(アップにすると色づいたエダマメのように見えますが)

10月に花を取り上げた時に書きましたが、このサヤの中には普通3個の豆が入っていて、豆には黒い斑点があり「ウズラマメ」を小さくした様な豆で別名を「ギンマメ」とも呼ぶようです。
「ヤブマメ」には変わった生態があって、秋の末、地下茎の先に閉鎖花を付けその閉鎖花は地下で丸く結実して地下で豆を1個だけ作ります。地上の閉鎖花が結実する例は珍しくありませんが、地下結実の例は珍しいようです。

タグ :植物
2010年11月18日 Posted by 松ぽっくり at 17:26 │Comments(0) │フィールド
裏腹に
イボタノキ

珍しく河原は無風、しかし日差しが無くて結構寒い。
熟れた柿に群れていた「ムクドリ」が一斉に飛び立った、野鳥たちは季節の味をよく知っている。
道路沿いの土手にある古い『イボタノキ』も黒い実を付けた。色が地味で目立たないが、よく見るとかなりの数です。こんなに実付きの良いイボタは始めてな気がする。
今年は山のドングリが不作で数が少ないと聞くが、それとは裏腹に先日の「ハダカホウズキ」と云い、今年は沢山実を付けたものによく出会う。


珍しく河原は無風、しかし日差しが無くて結構寒い。
熟れた柿に群れていた「ムクドリ」が一斉に飛び立った、野鳥たちは季節の味をよく知っている。
道路沿いの土手にある古い『イボタノキ』も黒い実を付けた。色が地味で目立たないが、よく見るとかなりの数です。こんなに実付きの良いイボタは始めてな気がする。
今年は山のドングリが不作で数が少ないと聞くが、それとは裏腹に先日の「ハダカホウズキ」と云い、今年は沢山実を付けたものによく出会う。

タグ :植物
2010年11月17日 Posted by 松ぽっくり at 16:07 │Comments(0) │フィールド
秋色の木の葉の上
ウラギンシジミ ♀
風のない穏やかな午後です、歩道に散り敷いた秋色の木の葉の上で
『ウラギンシジミ』の♀がヒナタボッコをしています。
もうすぐ厳しい季節が廻ってきます、のんびり出来るのもあとわずか、しっかり栄養は蓄えたのだろうか?
このチョウは成虫で冬を越すタイプ、本格的な寒さがやって来れば休眠に入り、来年の春までの長い冬眠生活が始まる。そして春には産卵と云う大仕事が待っているのだが・・・・。

風のない穏やかな午後です、歩道に散り敷いた秋色の木の葉の上で
『ウラギンシジミ』の♀がヒナタボッコをしています。
もうすぐ厳しい季節が廻ってきます、のんびり出来るのもあとわずか、しっかり栄養は蓄えたのだろうか?
このチョウは成虫で冬を越すタイプ、本格的な寒さがやって来れば休眠に入り、来年の春までの長い冬眠生活が始まる。そして春には産卵と云う大仕事が待っているのだが・・・・。
タグ :自然
2010年11月15日 Posted by 松ぽっくり at 16:20 │Comments(0) │フィールド
共演
コウヤボウキ

薄曇りで日差しが無い分うすら寒く感じます。家の周りのケヤキやエノキなども大分色付いてそこそこきれいです。
秋の残り花を期待して山道をのぞいてみましたが、あまり芳しくありませんでした。
ただ『コウヤボウキ』がウルシの幼木の紅葉としっかり共演している様は中々でした。
コウヤボウキは一年目の枝に花を付け、割と遅くまで花を咲かせます。名前は「高野箒」で、高野山で枝を束ねてホウキを作る事に由来するようです。


薄曇りで日差しが無い分うすら寒く感じます。家の周りのケヤキやエノキなども大分色付いてそこそこきれいです。
秋の残り花を期待して山道をのぞいてみましたが、あまり芳しくありませんでした。
ただ『コウヤボウキ』がウルシの幼木の紅葉としっかり共演している様は中々でした。
コウヤボウキは一年目の枝に花を付け、割と遅くまで花を咲かせます。名前は「高野箒」で、高野山で枝を束ねてホウキを作る事に由来するようです。
タグ :植物
2010年11月14日 Posted by 松ぽっくり at 17:23 │Comments(2) │何かあるかな
あずき色に
オトコヨモギ

色付いたススキの間に『オトコヨモギ』があずき色に染まって立っていました。
小さな果実を無数に付けています、この小さな果実の中に更に小さな種が何個か入っているようです。
今回この果実をピンセットで分解してみましたが、余りに小さいのとまだ少し未熟だった為、はっきりしませんでしたが、種を3個までは確認出来ました。同じ「ヨモギ」属ですが「ヨモギ」の様な香りはありません。
黄砂で山がかすんで見えます、遥か大陸からの有難くないお届けものです。


色付いたススキの間に『オトコヨモギ』があずき色に染まって立っていました。
小さな果実を無数に付けています、この小さな果実の中に更に小さな種が何個か入っているようです。
今回この果実をピンセットで分解してみましたが、余りに小さいのとまだ少し未熟だった為、はっきりしませんでしたが、種を3個までは確認出来ました。同じ「ヨモギ」属ですが「ヨモギ」の様な香りはありません。
黄砂で山がかすんで見えます、遥か大陸からの有難くないお届けものです。
タグ :植物
2010年11月13日 Posted by 松ぽっくり at 17:51 │Comments(0) │フィールド
人目を
コマユミ
穏やかな日和です、風も南寄りで部屋の中より外のほうが暖かいようです。
畑の境に植えられている『コマユミ』が今年も赤い種をぶら下げました。午後の陽を受けた赤い種は小さいながらもしっかりと人目を引きます。
初夏に咲く薄緑色で6~7㍉の地味な花からは想像もつかない色合いです。
この種は葉が散った後まで残っている事があります。

穏やかな日和です、風も南寄りで部屋の中より外のほうが暖かいようです。
畑の境に植えられている『コマユミ』が今年も赤い種をぶら下げました。午後の陽を受けた赤い種は小さいながらもしっかりと人目を引きます。
初夏に咲く薄緑色で6~7㍉の地味な花からは想像もつかない色合いです。
この種は葉が散った後まで残っている事があります。
タグ :植物
2010年11月12日 Posted by 松ぽっくり at 22:40 │Comments(0) │フィールド
今まさに
シキミ果実
今まさに絞り出そうとしています。畑の隅の『シキミ』の実が種を半分以上のぞかせて、今度の風でハジキ飛びそうなそうな風情でした。
ご存知のように「シキミ」は香花とも云い、仏前に供えたりするのでよく畑の隅に植えてあります。
ただ全体に有毒、特に果実は猛毒で「劇物」として指定されている程です。実の形が中華料理に使う「八角」に似ているので要注意です。
しばらく前に刈られた斜面に「ヨモギ」が若葉を一面に出して青々とし、そこだけ春の様な景観を作りだしています。


今まさに絞り出そうとしています。畑の隅の『シキミ』の実が種を半分以上のぞかせて、今度の風でハジキ飛びそうなそうな風情でした。
ご存知のように「シキミ」は香花とも云い、仏前に供えたりするのでよく畑の隅に植えてあります。
ただ全体に有毒、特に果実は猛毒で「劇物」として指定されている程です。実の形が中華料理に使う「八角」に似ているので要注意です。
しばらく前に刈られた斜面に「ヨモギ」が若葉を一面に出して青々とし、そこだけ春の様な景観を作りだしています。

タグ :植物
2010年11月10日 Posted by 松ぽっくり at 17:05 │Comments(0) │フィールド
むき出しに
ハダカホオズキ
オー すごい、数え切れない程の赤い実が鈴なりです!
『ハダカホオズキ』はそれほど珍しくもないので野山で時々赤い実を付けた姿を見かけますが、これほど大きく沢山の実を付けた株は初めて見ました。
ナス科のホオズキ属ではガクが果期に果実を包んでお馴染のホオズキ状になりますが、このハダカホオズキ属ではガクは皿型で花の後果実を包む事はありません。
そんな訳でホオズキに似ていて果実がむき出しになっている事から「裸酸漿」となりました。
少し暗めの林縁を明るく彩っていました。

オー すごい、数え切れない程の赤い実が鈴なりです!
『ハダカホオズキ』はそれほど珍しくもないので野山で時々赤い実を付けた姿を見かけますが、これほど大きく沢山の実を付けた株は初めて見ました。
ナス科のホオズキ属ではガクが果期に果実を包んでお馴染のホオズキ状になりますが、このハダカホオズキ属ではガクは皿型で花の後果実を包む事はありません。
そんな訳でホオズキに似ていて果実がむき出しになっている事から「裸酸漿」となりました。
少し暗めの林縁を明るく彩っていました。
タグ :植物
2010年11月09日 Posted by 松ぽっくり at 17:49 │Comments(0) │下見
草紅葉
紅く染まったホソバノウナギツカミ

先日道草をしてのぞいた遊水池へ「タデ類」の紅葉を見に行って来ました。
丁度草刈りが始まっていて、かろうじて間に合いました。「アシ」や「セイタカアワダチソウ」が林立する足元、午後の陽をあびて一面に草紅葉が広がっていました。
紅く染まった主人公達は「ヤノネグサ」や「ホソバノウナギツカミ」
などのようです。
ウナギツカミの名のつくものは他にも3種程ありますが、この『ホソバノウナギツカミ』は花がまばらに付くので識別できます。
遅咲きの「ミゾソバ」はまだ花盛りでした。

先日道草をしてのぞいた遊水池へ「タデ類」の紅葉を見に行って来ました。
丁度草刈りが始まっていて、かろうじて間に合いました。「アシ」や「セイタカアワダチソウ」が林立する足元、午後の陽をあびて一面に草紅葉が広がっていました。

紅く染まった主人公達は「ヤノネグサ」や「ホソバノウナギツカミ」
などのようです。
ウナギツカミの名のつくものは他にも3種程ありますが、この『ホソバノウナギツカミ』は花がまばらに付くので識別できます。
遅咲きの「ミゾソバ」はまだ花盛りでした。

タグ :植物
2010年11月08日 Posted by 松ぽっくり at 20:48 │Comments(2) │花を訪ねて
申し訳程度に
ヤマラッキョウ
風も無く晴れて、穏やかな「立冬」でした。
日当たりの良い土手の端、極細の葉の間から一本だけ花茎を伸ばし、ほんの申し訳程度に花を付けて『ヤマラッキョウ』が咲いています。
この花が咲くと季節も終盤、野の花もだんだん少なくなって寂しくなります。

風も無く晴れて、穏やかな「立冬」でした。
日当たりの良い土手の端、極細の葉の間から一本だけ花茎を伸ばし、ほんの申し訳程度に花を付けて『ヤマラッキョウ』が咲いています。
この花が咲くと季節も終盤、野の花もだんだん少なくなって寂しくなります。
タグ :植物
2010年11月07日 Posted by 松ぽっくり at 17:17 │Comments(0) │フィールド
錦織なす

晴天が続くとどうも落ち着きません。と云う事で仲間を誘って安倍峠まで出かけました。
下の方はそれ程でもありませんでしたが高度が上がるにつれ山は錦に変わり、峠が近付くとアマチュアカメラマンが至る所に車を止めてコンデジや携帯を山に向けています。
つられて私も記録写真を一枚!晩秋の陽をあびて見応えのある彩りでした。
アワコガネギク

それはさて置き目的の花が中々見つからず、山梨側にも少し下って探してみましたが・・・
仕方なくUターン。峠から少し下った所で黄色い花が、ちらっと眼の端をよぎりました、もしや、あわてて車を止めて近づきます。良かったありました、大分すがれていますが『アワコガネギク』です!

4人で付近を探すと何ケ所か見つかり、しっかり咲いているものもあります。安原氏の本に出ている撮影日は10/20になっているのでやはりその頃が見頃かもしれない。
とりあえず目標達成でやれやれです。
他には「リンドウ」「イワシャジン」「キッコウハグマ」「ホソバツルリンドウ」「ホソバノキリンソウ」などがみられました。
タグ :植物