もう知ってました?

え~ !
見ました?聞きました?ムカシトカゲ。111歳でパパになってしまったヘンリー君。いや、111歳で君は失礼でした。敬称はともかくとして、すごい!いくら生きた化石と言われるムカシトカゲでも・・・。聞く処によるとジュラ紀からの生き残りで、成長がゆっくりで20~30年かけて成熟し、寿命は100年以上という事になっているらしい。その中でも今回は特別で、体にできた腫瘍を取り除く手術を受けた後、生殖に目覚め、昨年、80歳の雌と初めて交尾に成功、先週から11匹がふ化したとの事。この底知れぬ生命力、あきれるやら羨ましいやら・・・いや~久々痛快なニュースでした。














自然大博物館(小学館)より  
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2009年01月29日 Posted by 松ぽっくり at 16:58Comments(7)日々の暮らし

表面だけでは

 ノイバラの赤い実がこの時期になると黒くなっている。何だか中身が気になって持ち帰って開けてみた。なんと直径7~8㍉の実の中から種が11個も出てきた。他の実を開けてみると今度は未成熟のものを含めて20個も入っていた、気になってあと幾つか開けてみたが10~12個が多いようだ、よくもまあ小さな実の中に・・・
ついでに取ってきたクズのサヤも開けてみた。こちらは逆に大きなサヤの割に中の豆は小さくてお粗末な感じ。
人も植物もまったくこの世は表面だけではわからないものだ。だから世の中面白い・・・

  
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2009年01月27日 Posted by 松ぽっくり at 18:03Comments(1)フィールド

カラタチ

 私を追い越してツグミが一直線に飛んで行った。予報に反して薄日が差し始めたのは2時を大きく回った頃、そんな日を受けて、ツグミの飛んだ先にカラタチの実が。秋に実ったであろうその実は既に皺がよっている。この道はもう数えきれないほど往復していた筈なのに気が付かなかったface07
ツグミが教えてくれたカラタチは大きな棘の枝を四方に広げて存在を主張しているのにicon10
近くのエノキの幹に大きなウメノキゴケ? 地衣類は今一つ自信がありません。/(-_-)\


  
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2009年01月23日 Posted by 松ぽっくり at 22:14Comments(4)フィールド

蠟梅

 本日のフィールドはうす曇りながらほぼ無風、寒さは感じない。昼時のせいか人影もない。のんびりペダルを踏んでいると浮世の憂さが消えていく、・・・あっ、イソヒヨドリ、4~5㍍先から飛び立って堤の下の民家のひさしにとまった、♂のようだ、イソ(磯)の名がついているが意外と街中で見る事がある。ビルの屋上とかテラスを海辺の断崖の上と混同しているのかも知れない。少し風が出てきた、あれ、いい香り・・・どこから…あたりを見まわした…昨日までは全く気付かなかったが堤の下の水路沿いに「ソシンロウバイ」が16,7本植わっていて、木はそんなに大きくは無いがしっかり咲いている。
う~んいい香り、すがすがしい出会いに深呼吸(^^)/
中国原産で江戸の初期に渡来したと言われる「ロウバイ」は中心部が紫褐色だが、この「ソシンロウバイ」は内外とも黄色、
最近はこのタイプが多く観られるようだ。 おっ、メール、着信音で現実に引き戻された。


 右端は去年の果実  
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2009年01月21日 Posted by 松ぽっくり at 17:26Comments(4)フィールド

大寒を彩る

 シャリンバイの黒い実が見事に完食されました。今日は大寒、一年で一番寒い頃、いよいよピークにやって来ました、ピークと言う事は春に向かってスタートの日でもあります。草達は頬を染めて踏ん張っています。せめてしっかり鑑賞させて頂くとしよう。
左からノゲシ、メマツヨイグサ、アキカラマツ、スイバはチームで頑張っている。

  
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2009年01月20日 Posted by 松ぽっくり at 16:31Comments(2)フィールド

忍冬

 昨夜の雨はカラリと上がりましたが、時折風が吹き荒れてママチャリが進まなくなります。そんな河原でスイカズラが枯れ枝に絡まり、色を変え葉を丸めて強風に耐えています。スイカズラの別名の「忍冬(ニンドウ)」は中国名、寒い冬を耐え忍ぶと云う意味でしょうか、そんな名前のせいかひとしお愛しさを感じてしまいます(他にも冬を耐え忍ぶ植物は沢山あるのに)
風に追いやられて、早々に退散する事にする。


  
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2009年01月19日 Posted by 松ぽっくり at 17:27Comments(2)フィールド

東斜面

 ウェザーニュースによると夜には雨が、そのせいか風向きが少し違う。

同じ堤でも西斜面と東斜面では少し様相が異なる、西斜面に比べ、東斜面の方が風当たりが穏やかなせいか、植物も春の準備が進んでいる気がする。センニンソウは青々としているし、ヒメウズも細々だが存在を示し、アキカラマツも多少黄色くなりながらも、そこ此処に点在している。ノアザミのロゼットも数が多い。ほんの少しずつだが確実に季節は動いている。そして中には抜け駆けして申し訳無さそうに花をつけたお調子者もいる、堤に植えられているレンギョウとユキヤナギだ。だがこういう抜け駆けは憎めない。


左からヒメウズ、ノアザミ、シナレンギョウ、ユキヤナギ(09,01,18)
  
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2009年01月18日 Posted by 松ぽっくり at 18:10Comments(6)フィールド

チャンス

本日も快晴、雲ひとつ無く澄み渡って日差しが暖かい。ただ風の冷たさが寒の内を教えてくれる。
どういう訳か今日は鳥たちの警戒心が甘く、今までコンパクトカメラのモデルになる事を頑なに拒んでいたヨシガモは私の姿を見ても遠ざかる事なく水浴びなどしている。チャンスチャンス(その割にいい絵が撮れない)
この池に住み着いているオオバンは人前に出るのはお手のものだ、時には人様から餌など頂いているようだ。前回は離れた梢から胡散臭い目で見ていたツグミも今日は枯芝から飛び立たずにいる。こんな日もある。


        野鳥左からヨシガモ、オオバン、ツグミ  
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2009年01月15日 Posted by 松ぽっくり at 22:32Comments(2)フィールド

ジョウビタキ

 ジョウビタキ♂♀、アオジ、ホウジロ、ムクドリ、ツグミ、ハクセキレイ、モズ、アカゲラ、トビ、オオバン、ヒドリガモ、ヨシガモ、コサギ、アオサギ、今日は野鳥との出会いが多かった。中でも特筆?されるのはアカゲラ、河原の柳の木で見つけたがジックリ観察する間もなく飛び去ってしまった、腰の赤色が強烈に目に焼きついた。このフィールドでは初見である。
ただ多くの出会いで残念なのは私の要望に応え、ポーズをとってくれたのはジョウビタキのお二方のみであった。ラジオからワンダフルワールドが流れている、新たな出会いワンダフルデーであった。

ジョウビタキ左♀ 右♂  
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2009年01月14日 Posted by 松ぽっくり at 17:32Comments(1)フィールド

地味な・・・

 風が強い、行きは追い風なので楽ちん楽ちん、で帰りは?もしかして風向き変わるかもface02 プラス思考(違うかface10
花の少ないこの時期、どうしても地味なものになってしまう。ヌカキビの枯姿は緑の頃と同じように繊細だ。花瓶にさしておけば手間要らずのワンポイント。ヘクソカズラの実が斜光を受けて鼈甲色に光ってなかなかだ。名前のせいではないと思うがこの実は鳥もあまり食べないみたい。
寒さで色が変わったクサイチゴの葉に日が当って軟毛がキラキラしている。この甘いイチゴには毎年5月楽しませて頂いている。開拓者アカメガシワの越冬法は冬芽に星状毛を密に着せる術だ。
さて、風向きは?・・・・icon10


左からヌカキビ、ヘクソカズラ、クサイチゴ、アカメガシワ  
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2009年01月13日 Posted by 松ぽっくり at 22:09Comments(2)フィールド

ヒメアマツバメ

天気晴朗でも風は冷たい鏡開き。完全防寒スタイルにてフィールドに向かう。ゆっくりペダルを踏んでいると背中に太陽を感じる。
何かが視界をかすめた、上を見るとツバメが2羽飛び交っている、小型で尻尾が短くて細かく羽ばたいている、ヒメアマツバメのようだ。以前は「静岡市の鳥」だったが今はカワセミにその座を奪われている。しばらく飛び交った後どこかに消えた。
遠くの山(安倍奥になるのだろうか)は薄っすらと雪化粧している。今度は少し大きめの鳥が葉を落とした桜の木に止まった、ツグミのようだ今年もツグミの数が少ない気がする。
マフラーを巻き直してすすむ、いつもの事だがこうしていると心が開放される。

  
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2009年01月11日 Posted by 松ぽっくり at 17:47Comments(2)フィールド

無法地帯

 誘惑に負けてまた枯野に足を踏み入れる。土手の上から見ている河原は容易く歩けそうに見える。
しかしそこはかなり手強い事を私は知っている。クズやノイバラの蔓が縦横に絡まりあって行く手を阻み、ノイバラの棘は枯れてもその能力を失わない事も。しかし迷い込む。そして攻撃をかわしながら進むと河原の住人達が姿を見せる。
メリケンカルカヤはアメリカ生まれのせいか?枯草色の赤みが強い。その穂先には白い綿毛の種が未だに旅立たずにくっついている。もっと強い風がお望みなのだろうか?
カワラハハコは白いドライフラワーとなって澄ました顔で佇んでいる、もう子孫は残したんだね。
あの夏の日一面を覆い尽くしていたクズは豆の鞘に狸の様な剛毛を生やし、風に吹かれている。
こちらは生粋の日本生まれ、全国をまたにかける兵。まさしくそんな顔色だ。今年の夏も縄張りを広げる事だろう。
端正な形の種を付けたつけたメドハギは花の頃より逞しげに見える。
陽も傾いてきた、今日はこの辺で踵を返して引き揚げるとしよう。


左からメリケンカルカヤ、カワラハハコ、クズ、メドハギ  
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2009年01月06日 Posted by 松ぽっくり at 21:04Comments(0)フィールド

ロゼット

気象台の発表は1月らしい寒さ、との事だが日当たりの良い風の無いフィールドは随分と温かい。
2日の今日は元日に比べ、人出が多い。犬の散歩、ダイエット?、凧揚げ、ボール遊び、そんな中で私は堤の斜面を足元を見つめてウロウロ、冬枯れの野では一部の草達は四方に葉を広げて地面にピッタリと張り付いている。ロゼットだ、厳しい季節を乗り切るための知恵。がんばっているな~、


左からメマツヨイグサ、ノアザミ、スイバ、タンポポ、
  
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2009年01月02日 Posted by 松ぽっくり at 18:18Comments(3)フィールド

オニグルミ

元日のフィールドは穏やかな冬が支配していて心なしか時がゆっくり流れている。
親子連れがあげる洋風カイトが青い空に二つ三つ。
オニグルミの枝先には葉痕の「羊の顔」が空を見ている。
葉を落としたコナラも冬芽の準備は怠りない。
今年最初の花は「トウカイタンポポ」日当たりの良い斜面に葉を赤くして咲いている。


左からオニグルミ、コナラ、トウカイタンポポ  
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2009年01月01日 Posted by 松ぽっくり at 17:02Comments(0)フィールド