ぶら下げて

     ジュズダマ


        ツボの先端から糸の様な柱頭がのぞいています


 土手下の空地でジュズダマが花をぶら下げていました。
雌花はツボの中に入っていて先端の白い柱頭だけが外に出て、花粉を待っています。雄花はツボの外へ延びだして黄色い葯をいくつもブラブラさせて花粉を風に委ねます。なんとも変わった作りの花です。
このツボは成熟して固く光沢のある玉となるので「数珠玉」の名が付いたようです。
よく似ている「ハトムギ」はツボが固くならず、指でつぶれます。

  
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2010年08月10日 Posted by 松ぽっくり at 23:14Comments(0)フィールド