翼のできない
昨日は所用でお休みしたので今日は降ってほしく無いと思っていましたが、雨は夜降って、朝には上がっていると云ういいパターンでした。
土手の下の畑の垣根に植えられている『コマユミ』が色付いていました
近付いてみると裂開した果実が少し残っています。
「ニシキギ」の枝に板状の翼の出来ないタイプを「コマユミ」と云います。
野山にもありますがそんなに多くはありません。
明日はいよいよ12月、師走です。

コマユミ

土手の下の畑の垣根に植えられている『コマユミ』が色付いていました

「ニシキギ」の枝に板状の翼の出来ないタイプを「コマユミ」と云います。
野山にもありますがそんなに多くはありません。
明日はいよいよ12月、師走です。


コマユミ
タグ :植物
2009年11月30日 Posted by 松ぽっくり at 16:44 │Comments(0) │フィールド
一個だけ
土手の花付きの悪い「サザンカ」が一個だけ空を向いて咲いていました。
この時季どこに行っても見かけるサザンカですがこうして一個だけ咲いていると何となく気にかかるから可笑しい。
サザンカと云ってもこれは園芸品種(立寒椿系だと思います)
本来の野生種は花の色は白で花弁は5~7枚、お茶の花を広げたような感じでしょうか。
四国、九州、沖縄と本州は山口県に分布していると云われています。
この好天も今日までのようです。

サザンカ

この時季どこに行っても見かけるサザンカですがこうして一個だけ咲いていると何となく気にかかるから可笑しい。

サザンカと云ってもこれは園芸品種(立寒椿系だと思います)
本来の野生種は花の色は白で花弁は5~7枚、お茶の花を広げたような感じでしょうか。
四国、九州、沖縄と本州は山口県に分布していると云われています。
この好天も今日までのようです。

サザンカ
タグ :植物
2009年11月28日 Posted by 松ぽっくり at 16:52 │Comments(0) │フィールド
寝るときに
暖かい日が続きます。
田んぼの隅に『ノミノフスマ』が花を付けています。花期は4月~10月と云われますが、暖かい静岡では一年の内、かなりの期間見る事が出来ます。
小さい白い花は5弁ですが、真中が深く切れ込んでいて10弁に見えます。
よく名前の知られている「ハコベ」とよく似ていますが、ガクの長さが花弁より短い点で識別できます。
名前の「蚤の衾」はその小さな葉を、蚤が寝るときの「衾」に見立てたと言います。ちなみに「衾」とは寝るときに体を被うものの事で、今で云うところの布団です。聞いた話ですが、中にワラを入れた粗末な紙の布団を「紙ぶすま」と言うそうです(大昔の話でしょうが、)
土手の下のイチョウもいい色になりました。
ノミノフスマ

イチョウ黄葉
田んぼの隅に『ノミノフスマ』が花を付けています。花期は4月~10月と云われますが、暖かい静岡では一年の内、かなりの期間見る事が出来ます。
小さい白い花は5弁ですが、真中が深く切れ込んでいて10弁に見えます。

よく名前の知られている「ハコベ」とよく似ていますが、ガクの長さが花弁より短い点で識別できます。

名前の「蚤の衾」はその小さな葉を、蚤が寝るときの「衾」に見立てたと言います。ちなみに「衾」とは寝るときに体を被うものの事で、今で云うところの布団です。聞いた話ですが、中にワラを入れた粗末な紙の布団を「紙ぶすま」と言うそうです(大昔の話でしょうが、)
土手の下のイチョウもいい色になりました。


イチョウ黄葉
タグ :植物
2009年11月27日 Posted by 松ぽっくり at 21:50 │Comments(0) │田んぼ
実は・・・
朝から快晴、日差しが暖かくまさに小春日和そのものといった所です。
河原のエノキの大木に這いあがった『ツタ』が朝の陽を受けてその存在を誇示していました。
吸盤のある巻きひげで石垣や建物の壁などにも這いあがる、ブドウ科の落葉つる性木本です。
別名は「ナツヅタ」これは先日取り上げた「フユヅタ」に対する名前です。
「蔦」で有名なのは、O・ヘンリーの短編「最後の一葉」 北風と雨にも落ちなかった最後の一葉、実は・・・

ツタ紅葉
河原のエノキの大木に這いあがった『ツタ』が朝の陽を受けてその存在を誇示していました。
吸盤のある巻きひげで石垣や建物の壁などにも這いあがる、ブドウ科の落葉つる性木本です。
別名は「ナツヅタ」これは先日取り上げた「フユヅタ」に対する名前です。
「蔦」で有名なのは、O・ヘンリーの短編「最後の一葉」 北風と雨にも落ちなかった最後の一葉、実は・・・

ツタ紅葉
タグ :植物
2009年11月26日 Posted by 松ぽっくり at 17:18 │Comments(2) │フィールド
後ろから
どんより曇って日差しが無い割には寒くありません。
桜の枝で「ジョウビタキ♂」がくつろいでいたので、後ろから一枚失礼しました。
いつも一人が好きなジョウビタキ君は大きな紋付が目立ちます。
河原に降りてみると「ツルウメモドキ」が「テリハノイバラ」と絡まりあって這っています。
まだ黄色い皮を被ったままです。 少し離れた所で木に絡まって高く登ったものは大分前に皮がはがれ、赤い実が目立っていました。
環境でかなりの時間差が生まれるようです。
ジョウビタキ♂

ツルウメモドキ
果実

桜の枝で「ジョウビタキ♂」がくつろいでいたので、後ろから一枚失礼しました。

いつも一人が好きなジョウビタキ君は大きな紋付が目立ちます。
河原に降りてみると「ツルウメモドキ」が「テリハノイバラ」と絡まりあって這っています。
まだ黄色い皮を被ったままです。 少し離れた所で木に絡まって高く登ったものは大分前に皮がはがれ、赤い実が目立っていました。
環境でかなりの時間差が生まれるようです。


ツルウメモドキ
果実
タグ :自然
2009年11月24日 Posted by 松ぽっくり at 16:52 │Comments(2) │フィールド
イノシシの
勤労感謝の日のフィールドは無風でポカポカです。のんびりペダルを踏んでいると太陽の有難さが身にしみます。
土手の斜面には「コセンダングサ」のバリケードがどこまでも続いて、下手に入り込もうとすれば、たちまち種だらけになります
そんなコセンダングサの葉が色づいて日に映えています。
近付いてみるとイノシシの顔に見えてきましたので1枚!
色付いた葉やノギや冠毛などは午後の陽を受けてことさらその輝きを増しています
イノシシの顔に見えたコセンダングサの紅葉


日に透けて種がはっきり見えるキンエノコロ

土手の斜面には「コセンダングサ」のバリケードがどこまでも続いて、下手に入り込もうとすれば、たちまち種だらけになります

そんなコセンダングサの葉が色づいて日に映えています。
近付いてみるとイノシシの顔に見えてきましたので1枚!
色付いた葉やノギや冠毛などは午後の陽を受けてことさらその輝きを増しています

イノシシの顔に見えたコセンダングサの紅葉


日に透けて種がはっきり見えるキンエノコロ
タグ :植物
2009年11月23日 Posted by 松ぽっくり at 17:26 │Comments(2) │フィールド
冠毛の有る種子
そろそろ雪がチラついてもおかしく無い頃。と云う今日は『小雪』それなりに冷えます。
土手の斜面ではキク科の冠毛の付いた種が目立つようになりました。
そこで「コウゾリナ」と「アキノノゲシ」の種を比べてみました。
コウゾリナの種は茶色で細かい横溝が沢山有って棒状。そこから出ている冠毛は枝分かれして羽状になっています。
アキノノゲシの方は種の色は黒く溝は無くて薄っぺらです。冠毛は枝分かれせずストレートでした。
アップで見てみるとそれぞれの個性が見えて来ます。
コウゾリナ

アキノノゲシ
土手の斜面ではキク科の冠毛の付いた種が目立つようになりました。
そこで「コウゾリナ」と「アキノノゲシ」の種を比べてみました。
コウゾリナの種は茶色で細かい横溝が沢山有って棒状。そこから出ている冠毛は枝分かれして羽状になっています。
アキノノゲシの方は種の色は黒く溝は無くて薄っぺらです。冠毛は枝分かれせずストレートでした。
アップで見てみるとそれぞれの個性が見えて来ます。


アキノノゲシ
タグ :植物
2009年11月22日 Posted by 松ぽっくり at 17:48 │Comments(0) │フィールド
老梅に
今日は観察会。一週間前の予報では「曇り時々雨」と云う事で、大分気を揉みましたが朝から快晴で一安心。
洞慶さんの老梅に『クモラン』が着生して小さな実を付けていました。
花は7月頃に咲くのですが、大きさは2㍉、色は淡緑色と地味さはこの上もありません。
葉も大雑把に云えば無くて、梅の枝に張り付いた根がその機能も兼ねているようです。
「蜘蛛蘭」の名前はその根の形から付いた事は想像に容易い。
カトレアの様な派手な花のあるラン科では、地味さの最右翼の部類に入ると思われます。
そんな訳でフィールドは休みました。
実を付けたクモラン


洞慶さんの老梅に『クモラン』が着生して小さな実を付けていました。

花は7月頃に咲くのですが、大きさは2㍉、色は淡緑色と地味さはこの上もありません。
葉も大雑把に云えば無くて、梅の枝に張り付いた根がその機能も兼ねているようです。

「蜘蛛蘭」の名前はその根の形から付いた事は想像に容易い。
カトレアの様な派手な花のあるラン科では、地味さの最右翼の部類に入ると思われます。
そんな訳でフィールドは休みました。
実を付けたクモラン

タグ :植物
2009年11月21日 Posted by 松ぽっくり at 18:05 │Comments(0) │観察会
いい色に
日は出ているが思いの他、気温が上がらない。
雲の多いせいもあるが、
『ノイバラ』の赤い実がいい色になって来ました。先日取り上げた「テリハノイバラ」に比べると圧倒的に実の数が多い。
花は香りが良いので香水の原料に、実は利尿剤などに利用されるようです。
完熟した実は甘くて香りが良いとの事ですが、まだ試していません。近々試食してみたいと思います。
去年は水門の池にヒドリガモの他にヨシガモやオカヨシガモの姿が有りましたが、今年は見当たりません。
少し遅れてくるのだろうか?
ノイバラの実

照りの無い葉

『ノイバラ』の赤い実がいい色になって来ました。先日取り上げた「テリハノイバラ」に比べると圧倒的に実の数が多い。
花は香りが良いので香水の原料に、実は利尿剤などに利用されるようです。
完熟した実は甘くて香りが良いとの事ですが、まだ試していません。近々試食してみたいと思います。

去年は水門の池にヒドリガモの他にヨシガモやオカヨシガモの姿が有りましたが、今年は見当たりません。
少し遅れてくるのだろうか?


照りの無い葉
タグ :自然
2009年11月20日 Posted by 松ぽっくり at 18:11 │Comments(0) │フィールド
最後の
雨はあがったが雲はまだ厚く、河原は結構寒い。
いつも元気なコウゾリナもさすがに花をつぼめている。
そんな中で『メマツヨイグサ』が最後の踏ん張りを見せて花を開いていた。
名前のように本来夕暮れに咲く花なのだが、この季節になると夜昼関係無く咲いている事が多い。季節が押し詰まって来るとそんな悠長な事は云っていられないと見える。
風が有るわけでは無いが、寒さに負けて早々に退散する。
雌待宵草
いつも元気なコウゾリナもさすがに花をつぼめている。
そんな中で『メマツヨイグサ』が最後の踏ん張りを見せて花を開いていた。
名前のように本来夕暮れに咲く花なのだが、この季節になると夜昼関係無く咲いている事が多い。季節が押し詰まって来るとそんな悠長な事は云っていられないと見える。
風が有るわけでは無いが、寒さに負けて早々に退散する。
雌待宵草

2009年11月19日 Posted by 松ぽっくり at 17:05 │Comments(0) │フィールド
季節ちがい2つ
昨日の雨はすっきり上がりましたが、割合と雲が多い。
「クワッ」と云う声に見上げると桜の枝にツグミが止まっていました。今シーズン初対面です。
土手の下に降りてみると「ヤマグワ」が何と実を付けていました(まばらにですが)
この木は5月の半ばに沢山の実を付け、私もデザート代わりにいただいた記憶が有ります。2度も実を付ける事があるのを初めて知りました。
西向きの斜面では「スミレ」も咲いていました。こちらは時々見かけます。
話はコロッと変わりますが、今日はミッキーマウスの誕生日との事です(これも初めて知りました)
今年2度目の
ヤマグワの実

スミレ
「クワッ」と云う声に見上げると桜の枝にツグミが止まっていました。今シーズン初対面です。

土手の下に降りてみると「ヤマグワ」が何と実を付けていました(まばらにですが)

西向きの斜面では「スミレ」も咲いていました。こちらは時々見かけます。
話はコロッと変わりますが、今日はミッキーマウスの誕生日との事です(これも初めて知りました)


ヤマグワの実

スミレ
タグ :植物
2009年11月18日 Posted by 松ぽっくり at 17:52 │Comments(0) │フィールド
ファーを
夕暮れ、『セイタカアワダチソウ』が暖かそうなファーを沢山首に巻いて立っていました。
1株 数万とも云われる冠毛を付けた小さな種、密集して旅立ちの時を待っています。
アワダチソウの名前は花の時ではなく、この冠毛を付けた種の状態を見て『背高泡立草』と付けられたようです。
やがて期の熟した種は風に乗り、裸地に根を張るもの、池に落ちるもの、あるいはトラックの荷物などにくっついてはるか彼方へ旅するもの。全国に広がり始めた頃は1年間で120キロも進んだ記録もあるそうです。

1株 数万とも云われる冠毛を付けた小さな種、密集して旅立ちの時を待っています。
アワダチソウの名前は花の時ではなく、この冠毛を付けた種の状態を見て『背高泡立草』と付けられたようです。
やがて期の熟した種は風に乗り、裸地に根を張るもの、池に落ちるもの、あるいはトラックの荷物などにくっついてはるか彼方へ旅するもの。全国に広がり始めた頃は1年間で120キロも進んだ記録もあるそうです。


タグ :植物
2009年11月16日 Posted by 松ぽっくり at 22:23 │Comments(2) │フィールド
キヅタ
天気青朗にして風強し、
こう云う日はシャッターを切るのに風と我慢比べ、中々勝てないので一向にいい写真が取れない。
突き当たりのお地蔵さんの下のエノキに絡みついた『キヅタ』の花が咲いています。ここは風がそれほどでなく助かりました。
ヤツデと同じ「ウコギ科」なので実の形も似ています。初め緑色ですがこの後、赤紫褐色になり翌年の5月頃、黒紫色に熟します。
このツルは常緑の木本で気根を出して樹木や岩の上をはい登ります。大きくなるとツルの太さが直径6㌢以上にもなります。
別名の「フユヅタ」は冬でも葉が有るからでしょうか?
ちなみに「ナツヅタ」はブドウ科の「ツタ」の事でこちらは落葉で冬に葉はありません。
キヅタの花


こう云う日はシャッターを切るのに風と我慢比べ、中々勝てないので一向にいい写真が取れない。

突き当たりのお地蔵さんの下のエノキに絡みついた『キヅタ』の花が咲いています。ここは風がそれほどでなく助かりました。
ヤツデと同じ「ウコギ科」なので実の形も似ています。初め緑色ですがこの後、赤紫褐色になり翌年の5月頃、黒紫色に熟します。
このツルは常緑の木本で気根を出して樹木や岩の上をはい登ります。大きくなるとツルの太さが直径6㌢以上にもなります。
別名の「フユヅタ」は冬でも葉が有るからでしょうか?
ちなみに「ナツヅタ」はブドウ科の「ツタ」の事でこちらは落葉で冬に葉はありません。


タグ :植物
2009年11月15日 Posted by 松ぽっくり at 16:00 │Comments(0) │フィールド
赤い実が
朝方の雨と風がうそのように良い天気になって厚手のシャツが暑いくらいです。
『テリハノイバラ』の赤い実が目に付きます。もう少しピークは過ぎたようで黒く成りかけのものもあります。
「ノイバラ」に比べると花の咲く時季は1ヶ月くらい遅いのですが、実が色付くのは逆に少し早いようです。花と実は少し大きくてそのかわり数は少ない。
名前は葉に光沢が有るので「照葉野薔薇」となりました。
ノイバラなどと共にバラの園芸種の接ぎ木の台木に利用される。
川は随分と水量を増しています。
テリハノイバラ


光沢のある葉
『テリハノイバラ』の赤い実が目に付きます。もう少しピークは過ぎたようで黒く成りかけのものもあります。
「ノイバラ」に比べると花の咲く時季は1ヶ月くらい遅いのですが、実が色付くのは逆に少し早いようです。花と実は少し大きくてそのかわり数は少ない。
名前は葉に光沢が有るので「照葉野薔薇」となりました。
ノイバラなどと共にバラの園芸種の接ぎ木の台木に利用される。
川は随分と水量を増しています。
テリハノイバラ


光沢のある葉
タグ :植物
2009年11月14日 Posted by 松ぽっくり at 17:07 │Comments(0) │フィールド
常連の中で
午後から雨になると云う予報のせいだろうか、午前のフィールドは行きかう人の数がひと際多かった。かく云う私もその一人なんですが (>_<)
土手の斜面もこの季節になると常連の花ばかりです。そんな常連の中でまだ取り上げて無かったものが有りました。『ヒメジョオン』です。花期が長くいつでも咲いているのでついつい後回しになってしまいました。
以前に取り上げた「ハルジオン」とよく似ていますが、茎の中が中空のハルジオンに対し、ヒメジョオンは中に隋が詰まっています。それと蕾の時もあまりうなだれません。
北アメリカ原産で明治維新のころに入って来たようです。その当時は「柳葉姫菊」と呼ばれ珍重されたとの事です。
今日は13日の金曜日そして「大安」。東西の文化がにらみ合いです(+o+)
ヒメジョオン
土手の斜面もこの季節になると常連の花ばかりです。そんな常連の中でまだ取り上げて無かったものが有りました。『ヒメジョオン』です。花期が長くいつでも咲いているのでついつい後回しになってしまいました。

以前に取り上げた「ハルジオン」とよく似ていますが、茎の中が中空のハルジオンに対し、ヒメジョオンは中に隋が詰まっています。それと蕾の時もあまりうなだれません。
北アメリカ原産で明治維新のころに入って来たようです。その当時は「柳葉姫菊」と呼ばれ珍重されたとの事です。
今日は13日の金曜日そして「大安」。東西の文化がにらみ合いです(+o+)
ヒメジョオン

タグ :植物
2009年11月13日 Posted by 松ぽっくり at 18:06 │Comments(0) │フィールド
おおよそ7ヶ月
風の冷たい一日だった。
突き当たりの土手の下で『カマツカ』の実が色付いた。4月の半ばに小さな花を沢山付けたものがようやく直径6~7㍉の小さな実を稔らせました。おおよそ7ヶ月の努力の結果です。その数もあの時の花の数からすれば数パーセント程度だろうか?
そんな重みのある実を一つ口に含んでみました。ほんの、ほんのかすかな甘みがあるかな?(^-^)
カマツカの別名は「ウシコロシ」粘り強い材質なので牛の鼻環や鞭を作ったらしい。
今日はいつもと違う東寄りの風です。土手が風除けになって枝が揺れず助かりました。
カマツカの実
突き当たりの土手の下で『カマツカ』の実が色付いた。4月の半ばに小さな花を沢山付けたものがようやく直径6~7㍉の小さな実を稔らせました。おおよそ7ヶ月の努力の結果です。その数もあの時の花の数からすれば数パーセント程度だろうか?
そんな重みのある実を一つ口に含んでみました。ほんの、ほんのかすかな甘みがあるかな?(^-^)
カマツカの別名は「ウシコロシ」粘り強い材質なので牛の鼻環や鞭を作ったらしい。
今日はいつもと違う東寄りの風です。土手が風除けになって枝が揺れず助かりました。
カマツカの実

タグ :植物
2009年11月12日 Posted by 松ぽっくり at 22:12 │Comments(0) │フィールド
キチジョウソウ
朝から本降り、警報まで出る始末。
と云う事でフィールドはお休み、その代わり先日7日、谷津山を覗いた時に出会った『キチジョウソウ』を紹介します。
暖地の林下など少し暗めの所に生え、地表をはう茎で増えて群落を作りますが、花を付ける株は割と少ない。
果実は翌年の花の頃に赤く熟しますが食べられません
名前は吉事が有ると開花すると云う伝説に由来して『吉祥草』と付けられたようです。
谷津山ではシイの実が沢山落ちていたので少々頂いて来て、フライパンで炒っていただきました
キチジョウソウ

と云う事でフィールドはお休み、その代わり先日7日、谷津山を覗いた時に出会った『キチジョウソウ』を紹介します。

暖地の林下など少し暗めの所に生え、地表をはう茎で増えて群落を作りますが、花を付ける株は割と少ない。
果実は翌年の花の頃に赤く熟しますが食べられません

名前は吉事が有ると開花すると云う伝説に由来して『吉祥草』と付けられたようです。
谷津山ではシイの実が沢山落ちていたので少々頂いて来て、フライパンで炒っていただきました


タグ :植物
2009年11月11日 Posted by 松ぽっくり at 15:48 │Comments(2) │下見
彩りを
あずき色に染まったヨモギに絡みついた『ガガイモ』の葉が色付き始め、緑から黄色へのグラデーションを見せています
。
このまま刈られずにいてくれると、まだ見た事のないガガイモの袋果が見れるかも知れない。
そんな希望的観測をしていますが、現実は中々・・・・おそらく冬が来る前にすっきりと刈られている事でしょう。
それはそれとして、しばし草達の彩りを楽しみましょう。
チガヤの葉も赤く染まって来ました。

ガガイモ黄葉

このまま刈られずにいてくれると、まだ見た事のないガガイモの袋果が見れるかも知れない。

そんな希望的観測をしていますが、現実は中々・・・・おそらく冬が来る前にすっきりと刈られている事でしょう。

それはそれとして、しばし草達の彩りを楽しみましょう。
チガヤの葉も赤く染まって来ました。


タグ :植物
2009年11月09日 Posted by 松ぽっくり at 17:50 │Comments(0) │フィールド
超地味な
今日は超地味な『ネズミノオ』 穂の形が「鼠の尾」に似ていると云う事でそのまま付けられました。道端の人に踏まれるような所によく生えています。
近寄ってみると、花が咲いています、アップの写真で紫色の葯が確認できるでしょうか。
花が終わるとホコリの様な小さな種が沢山できて穂に付着しています。
細長い葉は乾くとたたみ合わされる性質をもっています。
イネ科のものは花が花だけにどうしても後回しになってしまいます。

近寄ってみると、花が咲いています、アップの写真で紫色の葯が確認できるでしょうか。
花が終わるとホコリの様な小さな種が沢山できて穂に付着しています。
細長い葉は乾くとたたみ合わされる性質をもっています。
イネ科のものは花が花だけにどうしても後回しになってしまいます。


タグ :植物
2009年11月08日 Posted by 松ぽっくり at 22:36 │Comments(0) │フィールド
おひたしなどで
近所のサザンカの大木にメジロの群れが蜜を吸いに集まって鳴き交わしています。
穏やかな立冬です。
東向き斜面の下に『ベニバナボロギク』が咲きました。咲いていると云っても花びらが無く、首をうなだれてつつましくです。
ただ紅色だけはしっかり秋空に映えています。
アフリカ原産で、アフリカはもとよりアジア、オーストラリアの温帯~熱帯に分布しています。日本には戦後に入ったようで、野山や道端などでよく見かける草です。
シュンギクの様な香りが有り、アクも苦味も無くておひたしなどで食べられます。
名前の由来は明治のはじめに渡来した「ノボロギク」に似て花の色が赤いので「紅花襤褸菊」となったようです。
ベニバナボロギク


サザンカの大木
穏やかな立冬です。

東向き斜面の下に『ベニバナボロギク』が咲きました。咲いていると云っても花びらが無く、首をうなだれてつつましくです。
ただ紅色だけはしっかり秋空に映えています。
アフリカ原産で、アフリカはもとよりアジア、オーストラリアの温帯~熱帯に分布しています。日本には戦後に入ったようで、野山や道端などでよく見かける草です。
シュンギクの様な香りが有り、アクも苦味も無くておひたしなどで食べられます。

名前の由来は明治のはじめに渡来した「ノボロギク」に似て花の色が赤いので「紅花襤褸菊」となったようです。

ベニバナボロギク


サザンカの大木
タグ :植物