味のランク

     ナワシロイチゴ


 午前中に35℃を越してアスファルトの照り返しがはんぱでない。ラジオでは九州南部の
梅雨明けを伝えている。どうも気象の常識が覆りつつあるようだ。
 出先の石垣にナワシロイチゴが沢山の赤い実を付けていた。一番良さそうなやつを口に入れてみたが味は今いち、以前に完熟したものをいただいた時はかなり甘味があったのだが・・・。それと「クサイチゴ」などに比べると種がしっかりしているので後味ももう一つ。
 この辺の野山で見られる野イチゴの味にランクを付けるとすれば1位が「モミジイチゴ」2位が「クサイチゴ」その後に「ナワシロイチゴ」「ニガイチゴ」「クマイチゴ」などがほぼ同率で並ぶ。あくまで私見だが!

  
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2011年06月28日 Posted by 松ぽっくり at 18:07Comments(0)出先で

野性化

     ツタバウンラン


 出先の道端でツタバウンランが小さな花を沢山付けて目を引いていました。
地中海原産のこの草は大正時代に鑑賞用として入ったものが逃げ出して野生化したようです。
 丸い果実には長い柄が有って暗い所に向かって延びる性質が有るので、石垣の隙間や側溝の隙間などでよく生え出します。
 本日は24節季の「清明」草木の花が咲き始め、万物に清朗の気が溢れて来る頃とか。
はたして今日の天気図は日本列島北から南までお日様マークが並び、お堀の桜も咲き始めていました。
  
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2011年04月05日 Posted by 松ぽっくり at 17:36Comments(0)出先で

塩豆モドキ

    ナキンハゼ種子


 友来りて共に旧友の元におもむく。と云う訳でフィールドはお休みしました。
その出向いた先でナンキンハゼ「塩豆」の様な種を沢山付けていました。
この木の花は地味で目立ちませんが、紅葉が見事なのと白い種が冬まで残るのが好まれてか公園や街路樹などによく使われます。 かっては種子からロウや油の採取をしたようです。
名前は漢字にすると「南京櫨」となり、その名の通り原産地は中国になります。
  
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2011年01月10日 Posted by 松ぽっくり at 19:12Comments(0)出先で

角が取れる

          ヒイラギ


      雄花


 垣根代わりに植えられているヒイラギが満開になっていた。
あまり目立たないがそばに寄るとかすかにいい香りがする。「モクセイ科」だがキンモクセイ程強くは匂わない。そこがまた楚々として好ましい。
花の少なくなったこの季節、出会うとつい鼻を近づけたりしてしまう。
ヒイラギの刺のある葉は節分に魔よけとして門口に刺したりするが、この刺は年輪を経ると丸くなって無くなる。どうやら人間様と似ているようだ。
 クリスマスのリース飾りなどに使われるのは「セイヨウヒイラギ」などで「ヒイラギ」の名前は付いていますが、こちらは赤の他人の「モチノキ科」です。

  
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2010年12月02日 Posted by 松ぽっくり at 16:55Comments(0)出先で

巻きひげに

      オオバクサフジ




 今日は法事で沼津に行って来ました。少々早く着き過ぎたので裏山の農道を覗いてみる事に、いい具合と云うかどうか?手が入っておらず草が生い茂っています。
ヤブマメは至る所でススキや低木に絡みつき小さな花を沢山付けています。トキリマメは花が終わり若い豆果がぶら下がっていました。そんな道沿いでオオバクサフジが一区画を彩っていました。葉の先が巻きひげになって周りの草木に絡みついています。クサフジの仲間では葉が大きいので「大葉草藤」と名前が付いたようです。
 心の中の故郷の景色に必ず現れる人々が少しずつかけていく。  
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2010年10月17日 Posted by 松ぽっくり at 23:23Comments(0)出先で

黄色の帯が

     メキシコマンネングサ


 晴れ間が出て、用事で出かけた先で歩道沿いに黄色の帯が延びていた。

メキシコマンネングサの帯だ、土も無いような所で見事に咲き誇っている。

排気ガスにも強く繁殖力も旺盛で、外来種の強かさを見せつけているかのようだ。

この草は名前に「メキシコ」と付いているが原産地も日本に入って来た経緯も今ひとつはっきりしないらしい。


 これは一週間前に水門の池のふちで咲き始めたばかりのもの、河原という厳しい環境のせいで後れを取っている。  
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2010年05月20日 Posted by 松ぽっくり at 23:09Comments(0)出先で