チョウチンバナ

     ツリガネニンジン


 草丈の伸びた斜面にツリガネニンジンの白い釣鐘が見え隠れしています。
今年は草刈りのタイミングが悪かったと見えてこのフィールドでは初見になります。
図鑑等で花の色は薄紫色のものが多く載っていますが、ここでは色がうすくほとんど白に見えます。
 名前は花が釣鐘型で根が朝鮮人参に似ていて薬用にもなる事から「釣鐘人参」となったとの事。県内には「チョウチンバナ」「チチクサ」などの方言名もあるようです。

 相変わらずの残暑です。さすがに日の盛りは避けてのお出かけとなります。もう少し風でも有ってくれれば救われるのですが・・・
  
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2010年08月17日 Posted by 松ぽっくり at 23:09Comments(2)フィールド

埋め尽くすほど

      フサフジウツギ




 暑さに負けて部屋から脱出、車で山に向けて走ってみました。おおよそ1時間、梅が島に付きましたが、残念な事に涼しくはありません。face03
更に車を進めて安倍峠まで行くとさすがに下界とは異なり空気がフレッシュです。face02
ただ林床を笹が支配する「笹の安倍峠」に今ひとつ心が晴れぬまま帰路につく事に。icon15
この時期花は望むべきもなく、道すがらは「ボタンズル」「タマアジサイ」程度ですが、梅が島付近の河原ではフサフジウツギが河原を埋め尽くすほど沢山咲いていました。
落葉低木のこの花は中国原産の栽培植物が野生化したと云う説と、本州中部の石灰岩地に自生する在来種とする説が有りますが、この河原を埋め尽くすほどの勢いは外来種のそれを思い起こさせます。face10



  
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2010年08月17日 Posted by 松ぽっくり at 00:22Comments(2)花見