埋もれるように
カラスノゴマ


「オオイヌタデ」「カナムグラ」「ママコノシリヌグイ」「ヤブツルアズキ」などが盛り上がるように絡まり合っている空地、その中に埋もれるように『カラスノゴマ』が黄色い花を付けていました。
花の中央、雌しべを取り囲んで長く突き出ているのは5本の仮雄しべ、昆虫を呼ぶ為のものらしい。本当の雄しべは下の方で、いじけた様にクネクネとした形をしている。
名前は胡麻の様な種子が出来る事から、これを烏が食べる胡麻に例えて「烏の胡麻」となったようです。
空に刷毛で掃いたような雲を浮かべて季節が流れていきます。


「オオイヌタデ」「カナムグラ」「ママコノシリヌグイ」「ヤブツルアズキ」などが盛り上がるように絡まり合っている空地、その中に埋もれるように『カラスノゴマ』が黄色い花を付けていました。
花の中央、雌しべを取り囲んで長く突き出ているのは5本の仮雄しべ、昆虫を呼ぶ為のものらしい。本当の雄しべは下の方で、いじけた様にクネクネとした形をしている。
名前は胡麻の様な種子が出来る事から、これを烏が食べる胡麻に例えて「烏の胡麻」となったようです。
空に刷毛で掃いたような雲を浮かべて季節が流れていきます。
タグ :植物
2010年09月27日 Posted by 松ぽっくり at 17:58 │Comments(0) │空き地
赤い皮が
サンショウ
誰かが畑の隅に植えたものでしょうか、今は放置され草が生い茂っている中『サンショウ』の赤い皮が割れて黒い果実が午後の陽に光っていました。
若葉は「木の芽」として、若い果実は「実山椒」として佃煮に、更に雄花も佃煮にされます。そして熟した果実を粉にしたものが「粉山椒」で蒲焼きには欠かせません。果実の皮は七味唐辛子の香料のひとつ、更に太い幹からは「すりこぎ」を作る。 「山椒」の料理の世界での活躍には驚かされます。
朝晩の気温に惑わされて出かけると、日中の日差しはまだまだ強く戸惑う事になる。
それでも草むらからはスズムシの声が聞こえています。

誰かが畑の隅に植えたものでしょうか、今は放置され草が生い茂っている中『サンショウ』の赤い皮が割れて黒い果実が午後の陽に光っていました。
若葉は「木の芽」として、若い果実は「実山椒」として佃煮に、更に雄花も佃煮にされます。そして熟した果実を粉にしたものが「粉山椒」で蒲焼きには欠かせません。果実の皮は七味唐辛子の香料のひとつ、更に太い幹からは「すりこぎ」を作る。 「山椒」の料理の世界での活躍には驚かされます。
朝晩の気温に惑わされて出かけると、日中の日差しはまだまだ強く戸惑う事になる。
それでも草むらからはスズムシの声が聞こえています。
タグ :植物
2010年09月17日 Posted by 松ぽっくり at 18:12 │Comments(0) │空き地
花だけ出して
ヨメナ

畑の横の空き地、ヨモギが生茂る中から花だけ出して『ヨメナ』が微笑んでいました。
一般に野菊と呼ばれるものは「ノコンギク」や「ユウガギク」など多数ありますが、その中でも「ヨメナ」は代表選手と云っていいでしょう。
昔から春の摘み草でも「ウハギ」と呼ばれ人気があったようで、現代でもキクの香りと苦味を好む方は多いようです。
花の形や色は生えている場所によって結構バラツキがあり、花弁が細かったり太かったり、うす紫色で有ったり白かったりします。
この頃夕方になると雷が鳴るのですが、その割には雨が降らない。

畑の横の空き地、ヨモギが生茂る中から花だけ出して『ヨメナ』が微笑んでいました。
一般に野菊と呼ばれるものは「ノコンギク」や「ユウガギク」など多数ありますが、その中でも「ヨメナ」は代表選手と云っていいでしょう。
昔から春の摘み草でも「ウハギ」と呼ばれ人気があったようで、現代でもキクの香りと苦味を好む方は多いようです。
花の形や色は生えている場所によって結構バラツキがあり、花弁が細かったり太かったり、うす紫色で有ったり白かったりします。
この頃夕方になると雷が鳴るのですが、その割には雨が降らない。

タグ :植物
2010年08月19日 Posted by 松ぽっくり at 21:57 │Comments(0) │空き地
スッキリ!
ヤノネボンテンカ(中心に梅花模様が)

金網で囲んだ空地の隅に、午後に通るといつもしぼんでいる花が有るので今日は午前中に行って見ました。予想通りしっかり開いています、恐らく「アオイ科」ではないかと見当は付けたが始めて見る花なので??
帰宅後「アオイ科」付近をめくっているとよく似ている花が有った「ギンセンカ」とある、しかしよく見るとシベの作りが違う。「う~ん」と唸りながら「日本の帰化植物」(平凡社)に望みをかけて開くとまさしく「アオイ科」にありました。『ヤノネボンテンカ』でした。
南アメリカ原産で園芸植物として渡来したものと考えられているが、その時期については
不明となっていました。とりあえず疑問が解消されてスッキリ!
別名「タカサゴフヨウ」と呼ばれ茶花用に栽培もされるようです。

金網で囲んだ空地の隅に、午後に通るといつもしぼんでいる花が有るので今日は午前中に行って見ました。予想通りしっかり開いています、恐らく「アオイ科」ではないかと見当は付けたが始めて見る花なので??
帰宅後「アオイ科」付近をめくっているとよく似ている花が有った「ギンセンカ」とある、しかしよく見るとシベの作りが違う。「う~ん」と唸りながら「日本の帰化植物」(平凡社)に望みをかけて開くとまさしく「アオイ科」にありました。『ヤノネボンテンカ』でした。
南アメリカ原産で園芸植物として渡来したものと考えられているが、その時期については
不明となっていました。とりあえず疑問が解消されてスッキリ!

別名「タカサゴフヨウ」と呼ばれ茶花用に栽培もされるようです。
タグ :植物
2010年07月25日 Posted by 松ぽっくり at 14:19 │Comments(2) │空き地
地上茎の
雨の週末、撮り溜まっている画像の整理やら何やらで、引きこもりの1日になってしまいました。
と云う事で今日は茶畑と空き地の間で昨日出会った『タチツボスミレ』をアップします。
野山では一番普通に見られる「タチツボスミレ」ですが、フィールドでは少ないと云うかほとんど見かけません。
フィールドで見られるスミレ科は「スミレ」「ノジスミレ」「ヒメスミレ」と云った地上茎の無いタイプがほとんどです。
「タチツボスミレ」は地上茎の有るタイプです。
芭蕉が「山路来て なにやらゆかし すみれ草」と詠んだのはこのスミレだろうと言われています。
この天気は明日まで続くらしい
タチツボスミレ


と云う事で今日は茶畑と空き地の間で昨日出会った『タチツボスミレ』をアップします。
野山では一番普通に見られる「タチツボスミレ」ですが、フィールドでは少ないと云うかほとんど見かけません。
フィールドで見られるスミレ科は「スミレ」「ノジスミレ」「ヒメスミレ」と云った地上茎の無いタイプがほとんどです。
「タチツボスミレ」は地上茎の有るタイプです。
芭蕉が「山路来て なにやらゆかし すみれ草」と詠んだのはこのスミレだろうと言われています。
この天気は明日まで続くらしい

タチツボスミレ


タグ :植物