貴重な糧

     トチノキ


 校庭の隅、5月の初旬に沢山の花が集まって塔の様に咲いたトチノキの実がかなり大きくなった。ただ、大きな木の梢なので気付く人は少ないかもしれない。

 つやつやした大きな実はその昔「縄文人」の食生活を支え、その後も凶作、飢饉に備える保存食料として長く貢献してきた。強いアクを抜くために水にさらし、手間暇かけて
貴重な糧としたのでしょう。

 相変わらず暑いのだが体が慣れたのだろうか、前ほど苦にならなくなった。

  
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2010年08月05日 Posted by 松ぽっくり at 22:36Comments(1)近所