草紅葉 ②
快晴、雲ひとつ有りません。でも春霞のように山がぼやけています、何でだろう?
『カワラケツメイ』が色付いて一斉に豆のサヤを天にかざしています。カメラを持ってそばに座ると、時々パチッ、パチッ、と小さな音がします。何だろうと耳を澄ましてみるとどうやら熟したカワラケツメイの豆のサヤが弾ける音のようです、子孫を広げる音ですね
小さな無数の豆の何%が来春に芽吹くか知りませんが、とりあえずエールを送りたいと思います。
明日は早くも11月
早すぎる!
カワラケツメイ果期
『カワラケツメイ』が色付いて一斉に豆のサヤを天にかざしています。カメラを持ってそばに座ると、時々パチッ、パチッ、と小さな音がします。何だろうと耳を澄ましてみるとどうやら熟したカワラケツメイの豆のサヤが弾ける音のようです、子孫を広げる音ですね

小さな無数の豆の何%が来春に芽吹くか知りませんが、とりあえずエールを送りたいと思います。

明日は早くも11月


タグ :植物
2009年10月31日 Posted by 松ぽっくり at 17:17 │Comments(0) │フィールド
草紅葉
今夜は13夜『13夜に曇り無し』の言葉通り、この様子ならきれいな月が見られそうです。
日向にいると暑いくらいです。近所のおばあさんが買い物帰りの袋を両手に提げて「暑い暑い」と帰って来ました。
土手の「ヤハズソウ」今年は少ししか花を付けませんでしたが、その代わり午後の陽を受けて、燃え立つような『草紅葉』を見せています。
河原で『カワラバッタ』に出会いました、完全に小石になりきっていて一度目を離すともう判らなくなってしまいます。中央に光っている目だけが頼りです。でも飛ぶときれいな空色が目立ちます。
ヤハズソウ

カワラバッタ
日向にいると暑いくらいです。近所のおばあさんが買い物帰りの袋を両手に提げて「暑い暑い」と帰って来ました。
土手の「ヤハズソウ」今年は少ししか花を付けませんでしたが、その代わり午後の陽を受けて、燃え立つような『草紅葉』を見せています。
河原で『カワラバッタ』に出会いました、完全に小石になりきっていて一度目を離すともう判らなくなってしまいます。中央に光っている目だけが頼りです。でも飛ぶときれいな空色が目立ちます。


カワラバッタ
2009年10月30日 Posted by 松ぽっくり at 17:16 │Comments(0) │フィールド
2回目の
次世代エネルギーの太陽光を背に受けてポカポカです。
コセンダングサやコウゾリナなどが入り込んでいない東向きの斜面では「アキカラマツ」が2回目の花を付け始めました。
7月の後半に咲きだして一時代を形成した後、草刈りがされて2ヶ月弱、しっかり蘇って来ました。
2回目と云えば「ツリガネニンジン」も草刈り後は背丈を低くしてそこここで花を付けています。
何の世界でも環境の変化に強いものと弱いものが有るのは避けられない事のようです。
河原に広がるクズの葉の海もだいぶ黄ばんで来ました。



左からアキカラマツ、ツリガネニンジン、クズの葉

コセンダングサやコウゾリナなどが入り込んでいない東向きの斜面では「アキカラマツ」が2回目の花を付け始めました。

7月の後半に咲きだして一時代を形成した後、草刈りがされて2ヶ月弱、しっかり蘇って来ました。

2回目と云えば「ツリガネニンジン」も草刈り後は背丈を低くしてそこここで花を付けています。

何の世界でも環境の変化に強いものと弱いものが有るのは避けられない事のようです。
河原に広がるクズの葉の海もだいぶ黄ばんで来ました。



左からアキカラマツ、ツリガネニンジン、クズの葉
タグ :植物
2009年10月29日 Posted by 松ぽっくり at 17:04 │Comments(1) │フィールド
思いついて
今日は思いついて『ダイモンジソウ』を見に「横山」へ行って来ました。 一昨年の10月半ばに満開だったのを思い出します。
今年は一般に花が早いので多少の不安を抱えつつ到着すると、少し盛りは過ぎた感はありましたが、岩肌が白く見えるほど咲いていました \(^o^)/
一昨日の雨のせいで岩肌を滴る水は多く、シャッターを切るわずかな間に結構ぬれてしまいました。
ご存知のように花の形が漢字の[大]の字に似ているので「大文字草」の名前が付きました。
よく似た仲間に花の形が[人]の字に似ている「人字草」も有ります。両方ともお庭などで見かける「ユキノシタ」の仲間です。
何はともあれ株数が減っていない事に安堵して、帰って来ました。

ダイモンジソウ
今年は一般に花が早いので多少の不安を抱えつつ到着すると、少し盛りは過ぎた感はありましたが、岩肌が白く見えるほど咲いていました \(^o^)/
一昨日の雨のせいで岩肌を滴る水は多く、シャッターを切るわずかな間に結構ぬれてしまいました。

ご存知のように花の形が漢字の[大]の字に似ているので「大文字草」の名前が付きました。
よく似た仲間に花の形が[人]の字に似ている「人字草」も有ります。両方ともお庭などで見かける「ユキノシタ」の仲間です。
何はともあれ株数が減っていない事に安堵して、帰って来ました。


タグ :植物
2009年10月28日 Posted by 松ぽっくり at 17:24 │Comments(2) │花見
変種で
予想通り朝からすっきり青空が広がりました
土手登り口の斜面に『コシロノセンダングサ』が一面に広がっていました。
今、フィールドの50%以上の斜面で幅を利かせている「コセンダングサ」の変種で白い舌状花が出るタイプです。
コセンダングサはその繁殖力とソウ果が衣服にくっついてなかなか取れない事などであまり良いイメージはもたれない様ですが、そこに白い花びらが付くと大分イメージが変わります
世界の熱帯から暖帯に広く分布し、日本には幕末の頃渡来したと云われています。
今日から読書週間のようですが最近はあまり・・・


土手登り口の斜面に『コシロノセンダングサ』が一面に広がっていました。
今、フィールドの50%以上の斜面で幅を利かせている「コセンダングサ」の変種で白い舌状花が出るタイプです。
コセンダングサはその繁殖力とソウ果が衣服にくっついてなかなか取れない事などであまり良いイメージはもたれない様ですが、そこに白い花びらが付くと大分イメージが変わります

世界の熱帯から暖帯に広く分布し、日本には幕末の頃渡来したと云われています。
今日から読書週間のようですが最近はあまり・・・


タグ :植物
2009年10月27日 Posted by 松ぽっくり at 16:59 │Comments(0) │フィールド
クチベニタケ
今日は朝から一日雨!フィールドにいけませんでした。
そこで先日「遊木の森」で見つけた可愛いキノコを紹介します。名前は『クチベニタケ』夏から秋に山地の切り通しなどに発生します。写真で見ると大きく見えますが、直径は1センチ内外と小さなキノコです。頂端に星形に裂けた小孔が有りその周りは朱紅色に縁どられています、成熟するとこの小孔から胞子を吐き出します。
日本では割と普通に見られますが、世界的には珍種に区分されるようです
。
キノコの表情をうまくとらえた良い命名だと思います。
台風も海上を去っていくようなので明日は晴れるかな。
クチベニタケ

そこで先日「遊木の森」で見つけた可愛いキノコを紹介します。名前は『クチベニタケ』夏から秋に山地の切り通しなどに発生します。写真で見ると大きく見えますが、直径は1センチ内外と小さなキノコです。頂端に星形に裂けた小孔が有りその周りは朱紅色に縁どられています、成熟するとこの小孔から胞子を吐き出します。
日本では割と普通に見られますが、世界的には珍種に区分されるようです

キノコの表情をうまくとらえた良い命名だと思います。

台風も海上を去っていくようなので明日は晴れるかな。

タグ :自然
2009年10月26日 Posted by 松ぽっくり at 20:40 │Comments(0) │観察会
ただのラッキョウ
休日の昼下がり、フィールドは子供サービスのパパ達が活躍中!
雲の切れ間から薄日も差してきました。
先日「ヤマラッキョウ」と思っていた蕾は鱗茎を調べてみましたら、ただの『ラッキョウ』でした (>_<)
花はそっくりで可愛いので載せてみました。一部開いていますがまだ開いたばかり、これから雄しべも伸びて花の外へ突き出して来ます。ラッキョウは中国原産で冬も葉が枯れませんが、ヤマラッキョウは冬になると葉が枯れます。
ラッキョウ
雲の切れ間から薄日も差してきました。
先日「ヤマラッキョウ」と思っていた蕾は鱗茎を調べてみましたら、ただの『ラッキョウ』でした (>_<)
花はそっくりで可愛いので載せてみました。一部開いていますがまだ開いたばかり、これから雄しべも伸びて花の外へ突き出して来ます。ラッキョウは中国原産で冬も葉が枯れませんが、ヤマラッキョウは冬になると葉が枯れます。

タグ :植物
2009年10月25日 Posted by 松ぽっくり at 16:41 │Comments(2) │フィールド
キツネノマゴ
昨日までとは一転 曇り空、午後になると小雨もパラついて肌寒い。
ノコンギクのそばに『キツネノマゴ』が一面に小さな花を付けています。夏から秋までどこでも見られる草なのでついつい隅に押しやられてアップする機会が有りませんでした。今回は白花もあったので取り上げました。「狐の孫」と書きますが、その由来はよく解りません。県内には「チュウチュグサ」の方言名も有るようですがこちらの由来も? ハナバチが花粉の媒介をする代表的な虫媒花です。
長さ8ミリと花が小さいのでアップで撮ったら虫の顔に見えてきました。
虫を追いかけて「ジョウビタキ」が飛び出してきました。今シーズン初顔合わせです。


右、白花タイプ
ノコンギクのそばに『キツネノマゴ』が一面に小さな花を付けています。夏から秋までどこでも見られる草なのでついつい隅に押しやられてアップする機会が有りませんでした。今回は白花もあったので取り上げました。「狐の孫」と書きますが、その由来はよく解りません。県内には「チュウチュグサ」の方言名も有るようですがこちらの由来も? ハナバチが花粉の媒介をする代表的な虫媒花です。
長さ8ミリと花が小さいのでアップで撮ったら虫の顔に見えてきました。

虫を追いかけて「ジョウビタキ」が飛び出してきました。今シーズン初顔合わせです。



タグ :自然
2009年10月24日 Posted by 松ぽっくり at 15:53 │Comments(0) │フィールド
赤い実が
青い空に『ツルウメモドキ』の赤い実が映えています。この実を取り上げるのは2回目、つまり季節が一回りした事になります。
このブログを立ち上げてあと1カ月ちょっとで一年。過ぎてしまえば訳は無い。しかし、去年ツルウメモドキは12月に取り上げているので、この蔓は次から次と随分長く彩りを楽しませてくれるようだ。
そばには『ネム』のマメも沢山ぶら下がっていますが、こちらはモノクロで控えめです。
今日は土手の隅で『ヤマラキョウ』の蕾も見つけました。開花したらアップします。

このブログを立ち上げてあと1カ月ちょっとで一年。過ぎてしまえば訳は無い。しかし、去年ツルウメモドキは12月に取り上げているので、この蔓は次から次と随分長く彩りを楽しませてくれるようだ。
そばには『ネム』のマメも沢山ぶら下がっていますが、こちらはモノクロで控えめです。
今日は土手の隅で『ヤマラキョウ』の蕾も見つけました。開花したらアップします。


タグ :植物
2009年10月23日 Posted by 松ぽっくり at 16:04 │Comments(0) │フィールド
間違い
霜降
明日は「霜降」秋も一段と深まり、寒冷を覚え各地で朝霜を見る頃とか、暦の上とは云え、季節は終盤に入って来た事を教えています。「カンタン」の抑揚のない単調なトレモロも心なしか儚さを帯びて来ました。
斜面には『チガヤ』の白い穂が…チガヤの若い花穂を「ツバナ」と呼び万葉にも登場します。これを引きぬいて噛むとかすかな甘みが有ります。
名前は群がって生える事から「千のカヤ」の意味と言われる。カヤ(萱、茅)は屋根を葺くときに使う草の総称です。
ヨモギの葉も色付いてきました。
チガヤ

ヨモギ

斜面には『チガヤ』の白い穂が…チガヤの若い花穂を「ツバナ」と呼び万葉にも登場します。これを引きぬいて噛むとかすかな甘みが有ります。

名前は群がって生える事から「千のカヤ」の意味と言われる。カヤ(萱、茅)は屋根を葺くときに使う草の総称です。
ヨモギの葉も色付いてきました。


ヨモギ
タグ :自然
2009年10月22日 Posted by 松ぽっくり at 15:56 │Comments(0) │フィールド
鹿の子菓子
気持ちよく高く澄んだ青空も午後になって大分雲が出てきた。それにしても暑く無く寒く無く過ごしやすい時季だ。
近所の竹やぶに「鹿の子菓子」を赤くしたような『サネカズラ』の実がぶら下がっていました。
常緑で蔓性の木本、そして雌雄別株なので、実が付いているのは雌木と云う事になります(例外も有り)
昔、樹皮から採った粘液を整髪に使ったので「美男葛」の別名が有ります。県内には「カミカズラ」や「トロロズル」の方言名もあるようです。
プロ野球は今夜からセ、パ両リーグ共CS第2ステージ、楽天の運命やいかに!
実葛
近所の竹やぶに「鹿の子菓子」を赤くしたような『サネカズラ』の実がぶら下がっていました。
常緑で蔓性の木本、そして雌雄別株なので、実が付いているのは雌木と云う事になります(例外も有り)
昔、樹皮から採った粘液を整髪に使ったので「美男葛」の別名が有ります。県内には「カミカズラ」や「トロロズル」の方言名もあるようです。
プロ野球は今夜からセ、パ両リーグ共CS第2ステージ、楽天の運命やいかに!

タグ :植物
2009年10月21日 Posted by 松ぽっくり at 16:47 │Comments(0) │近所
秋は野菊が
薄曇りで草を撮るには都合がいいと思って出かけたが意外と風が・・・(-"-) 思い通りにならないのが世の常か~ 
土手の斜面で遅ればせながら『ノコンギク』が咲き始めました。
漢字にすると「野紺菊」と書きますが、花の色は淡青紫色や白に近いものが多く、紺色のものはまず有りません。ノコンギクの中から選ばれて鑑賞用に栽培される「紺菊」の花でも青紫色~紅紫色と云う所です。
「ヨメナ」と似ていますが、全体に毛が多くザラ付き、花の数も多くカサを広げたように並びます。
秋は野菊がよく似合います。
それにしても今日の夕焼けは迫力が有りました。


ノコン
ギク

土手の斜面で遅ればせながら『ノコンギク』が咲き始めました。
漢字にすると「野紺菊」と書きますが、花の色は淡青紫色や白に近いものが多く、紺色のものはまず有りません。ノコンギクの中から選ばれて鑑賞用に栽培される「紺菊」の花でも青紫色~紅紫色と云う所です。
「ヨメナ」と似ていますが、全体に毛が多くザラ付き、花の数も多くカサを広げたように並びます。
秋は野菊がよく似合います。
それにしても今日の夕焼けは迫力が有りました。


ノコン
ギク
タグ :植物
2009年10月20日 Posted by 松ぽっくり at 20:36 │Comments(0) │フィールド
ミゾソバ
青い空に秋の雲、今日は気温が高い、風に押されてのんびり行くと背中が暑いくらいだ。
遅れて来たツクツクボウシがやけに元気よく鳴いているが、場違いな空気は否めない。
水門の池には『ヒドリガモ』が来ていました。まだ冬羽になりきっていない個体もいます。
池からの第4弾は『ミゾソバ』先日のボントクタデの反対側の水辺に一むらまとまって咲いていました。
まともに日が当っているので全体を撮るのをあきらめ、自分の体の陰でアップだけ撮らしてもらいました。
田のあぜや水辺に生えて、ソバの花に似ているので「溝蕎麦」となったようです。近付いて良く見ると中々愛らしい花です。
別名の「牛の額」は葉の形からつきました。
夕方になると、日中との気温の差が顕著になって来たようです。



左からミゾソバ花、葉、ヒドリガモ
遅れて来たツクツクボウシがやけに元気よく鳴いているが、場違いな空気は否めない。

水門の池には『ヒドリガモ』が来ていました。まだ冬羽になりきっていない個体もいます。
池からの第4弾は『ミゾソバ』先日のボントクタデの反対側の水辺に一むらまとまって咲いていました。
まともに日が当っているので全体を撮るのをあきらめ、自分の体の陰でアップだけ撮らしてもらいました。
田のあぜや水辺に生えて、ソバの花に似ているので「溝蕎麦」となったようです。近付いて良く見ると中々愛らしい花です。

別名の「牛の額」は葉の形からつきました。
夕方になると、日中との気温の差が顕著になって来たようです。



左からミゾソバ花、葉、ヒドリガモ
タグ :自然
2009年10月19日 Posted by 松ぽっくり at 16:43 │Comments(0) │水門の池
集まってきます!
水門の池から第3弾、今日は帰化植物の『ヒメマツバボタン』と出会ってしまいました。熱帯アメリカ原産で日本の他にも東南アジアなどにも帰化しています。園芸種のマツバボタンの姉妹ですが、花はかなり小型です。
先日の台風の時、池が増水したのでしょう、葉は泥水をかぶったらしく大分汚れています。
この属の花の雄しべに指先で触れると、触った所に向け、曲がって集まってきます。お庭のマツバボタンで試して見ると分かります。
大きな石の上で赤とんぼが休んでいました、胸の模様を確認しようとしたら逃げられましたので識別不可!
明日はイベントの予定が有るのに雨らしい

先日の台風の時、池が増水したのでしょう、葉は泥水をかぶったらしく大分汚れています。

この属の花の雄しべに指先で触れると、触った所に向け、曲がって集まってきます。お庭のマツバボタンで試して見ると分かります。
大きな石の上で赤とんぼが休んでいました、胸の模様を確認しようとしたら逃げられましたので識別不可!

明日はイベントの予定が有るのに雨らしい



タグ :自然
2009年10月16日 Posted by 松ぽっくり at 20:57 │Comments(0) │水門の池
ボントクタデ
本日も快晴、穏やかな日和が続きます。どこからか太鼓の音が聞こえて来ます。秋祭りの練習だろうか?
昨日に続いて池の周りのタデ科の紹介です。ママコノシリヌグイと隣合わせに『ボントクタデ』も群落を作っていました。
「タデ食う虫も好き好き」と云う言葉が有ります。葉を噛むとピリッと辛い「ヤナギタデ」の事を云ったことわざです。栽培品をタデ酢や刺身のつまに(若芽)使います。
そのヤナギタデに似ているが辛く無くて、間が抜けて感じるので「凡くらタデ」、それが転じて『ボントクタデ』になったと云われています
土手のシャリンバイで「ウラギンシジミ」の♂が日光浴をしていました。先日♀を取り上げたので翅の色の違いが比較できます。それにしても丈夫そうな足をした蝶です



左からボントクタデ×2、ウラギンシジミ♂
昨日に続いて池の周りのタデ科の紹介です。ママコノシリヌグイと隣合わせに『ボントクタデ』も群落を作っていました。
「タデ食う虫も好き好き」と云う言葉が有ります。葉を噛むとピリッと辛い「ヤナギタデ」の事を云ったことわざです。栽培品をタデ酢や刺身のつまに(若芽)使います。
そのヤナギタデに似ているが辛く無くて、間が抜けて感じるので「凡くらタデ」、それが転じて『ボントクタデ』になったと云われています

土手のシャリンバイで「ウラギンシジミ」の♂が日光浴をしていました。先日♀を取り上げたので翅の色の違いが比較できます。それにしても丈夫そうな足をした蝶です



左からボントクタデ×2、ウラギンシジミ♂
タグ :自然
2009年10月15日 Posted by 松ぽっくり at 16:22 │Comments(0) │水門の池
居残りかな?
今日は水門の池へ降りてみました「ダイサギ」が首をのばしてこちらを見ています。もうそろそろ南へ帰る頃だと思いますが、それとも今年は居残りかな?
池の一角に『アキノウナギツカミ』が群生していました。盛りは少し過ぎているようですが、小さな花を開いているものも有ります。画像で分かると思いますが、茎には下向きの刺がびっしり付いていて、これで他のものに絡みついてのし上がっていきます。このザラつく刺ならあのウナギさえ掴めてしまうだろう、と云う事と花が秋に咲くので『秋の鰻攫』となったようです。
土手の草むらでは「カンタン」の声も聞こえるようになりました。少しずつ鳴く虫の数が増えていきます。



左からダイサギ、アキノウナギツカミ×2
池の一角に『アキノウナギツカミ』が群生していました。盛りは少し過ぎているようですが、小さな花を開いているものも有ります。画像で分かると思いますが、茎には下向きの刺がびっしり付いていて、これで他のものに絡みついてのし上がっていきます。このザラつく刺ならあのウナギさえ掴めてしまうだろう、と云う事と花が秋に咲くので『秋の鰻攫』となったようです。
土手の草むらでは「カンタン」の声も聞こえるようになりました。少しずつ鳴く虫の数が増えていきます。



左からダイサギ、アキノウナギツカミ×2
タグ :自然
2009年10月14日 Posted by 松ぽっくり at 16:58 │Comments(0) │水門の池
日和
のどか~ 高く青い空、トビの声、キンモクセイの香り、昼下がりのフィールドは人影もまばらで長閑この上ない。広い河原を独り占めしたような気分。
キラッとして何かがマテバシイの葉に止まった。静かに近付いてみると「ウラギンシジミ」の♀が止まっていた。♂は汚物や腐果などにも集まるので、農道などで良くお目に掛かるが♀は随分と久しぶりです。ちなみに♂は翅の中心部が赤銅色です。
斜面では『チカラシバ』が目立ち始めました。子供たちはこの草をしごいて栗のイガを作って遊んだりします。この草は根が強く、引っ張ってもなかなか抜けないので「力芝」の名前が付いたようです。道端にも多いので「ミチシバ」とも呼ばれます。
「小春日和」と云う言葉はこの時季適切でないと思いますが、そんな言葉が頭に浮かぶ穏やかな日和です。
チカラシバ

ウ
ラ
ギ
ン
シ
ジ
ミ
♀
キラッとして何かがマテバシイの葉に止まった。静かに近付いてみると「ウラギンシジミ」の♀が止まっていた。♂は汚物や腐果などにも集まるので、農道などで良くお目に掛かるが♀は随分と久しぶりです。ちなみに♂は翅の中心部が赤銅色です。
斜面では『チカラシバ』が目立ち始めました。子供たちはこの草をしごいて栗のイガを作って遊んだりします。この草は根が強く、引っ張ってもなかなか抜けないので「力芝」の名前が付いたようです。道端にも多いので「ミチシバ」とも呼ばれます。
「小春日和」と云う言葉はこの時季適切でないと思いますが、そんな言葉が頭に浮かぶ穏やかな日和です。


ウ
ラ
ギ
ン
シ
ジ
ミ
♀
タグ :自然
2009年10月13日 Posted by 松ぽっくり at 15:48 │Comments(0) │フィールド
ブツブツが
風に乗って、ポップコーンのにおいがしてきます?・・なるほど!土手下の分譲地で客寄せのイベントが開催されていました。
連休最後「体育の日」フィールドもそこそこ賑わっています。「体育の日」と云えば10月10日が頭に染みついているので、若干腑に落ちない気持ちも無きにしも有らずと云うか、何と云うか。?
畑の隅で『コミカンソウ』が良い色に色付いていました。小さな果実をミカンに見立てて「小蜜柑草」の名前が付いたようです。道端や畑などに生える、高さ10~20㌢の小さな草です。良く似ている「ヒメミカンソウ」は果実にブツブツが有りません。
本当のミカンもそろそろ店頭に並ぶようになりました。気が付けば今年もあと2ヶ月半、早っ!
コ
ミ
カ
ン
ソ
ウ
連休最後「体育の日」フィールドもそこそこ賑わっています。「体育の日」と云えば10月10日が頭に染みついているので、若干腑に落ちない気持ちも無きにしも有らずと云うか、何と云うか。?
畑の隅で『コミカンソウ』が良い色に色付いていました。小さな果実をミカンに見立てて「小蜜柑草」の名前が付いたようです。道端や畑などに生える、高さ10~20㌢の小さな草です。良く似ている「ヒメミカンソウ」は果実にブツブツが有りません。
本当のミカンもそろそろ店頭に並ぶようになりました。気が付けば今年もあと2ヶ月半、早っ!

ミ
カ
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ソ
ウ
タグ :植物
2009年10月12日 Posted by 松ぽっくり at 17:26 │Comments(0) │フィールド
渡りの途中
10月10日、目の愛護デーらしい・・・なるほどっ、
『ノビタキ』の姿が目に付くようになった。冬羽に衣替えも済んで、渡りの途中の栄養補給なのでしょう。捕食中は近付いても簡単には飛び立たない、こちらの様子をうかがっている姿が微笑ましい。 お邪魔をしないように退散する事にしましょう。
藪の木陰では『イヌタデ』が実りの時を迎えています。ピンクの花被の隙間から黒いそう果がのぞいているのが確認できます。
今年は紅葉が早いらしい(土手の桜は紅葉を省いて、すでに落葉してしまったが)


『ノビタキ』の姿が目に付くようになった。冬羽に衣替えも済んで、渡りの途中の栄養補給なのでしょう。捕食中は近付いても簡単には飛び立たない、こちらの様子をうかがっている姿が微笑ましい。 お邪魔をしないように退散する事にしましょう。
藪の木陰では『イヌタデ』が実りの時を迎えています。ピンクの花被の隙間から黒いそう果がのぞいているのが確認できます。
今年は紅葉が早いらしい(土手の桜は紅葉を省いて、すでに落葉してしまったが)



タグ :自然