短いものが

     キブシ


     雄花


 吹きさらしの河原でキブシが開花していました。この花も昨年に比べると2週間以上遅れての開花です。
キブシは雌雄別株でこの木は雄株。ふつう雌花序に比べ雄花序の方が長く垂れさがるのですが、やはり環境のせいでしょう随分短いものが目立ちます。雄花の中を覗くと雄しべと雌しべの両方見えますが雄花は実を結ぶ事は有りません(ちなみに雌花は雄しべが小さく退化していて一見雌しべだけの様に見えます)
 キブシ科はキブシ属の一属6種からなる極めて身内の少ないグループで、ヒマラヤから日本にかけて分布しているとの事です。


  
タグ :植物


2011年03月28日 Posted by 松ぽっくり at 17:29Comments(0)フィールド