地表すれすれ

      ムラサキサギゴケ




 「カンゾウ」や「ツルボ」の若葉の間でムラサキサギゴケがランナーを延ばし始めていました。地表すれすれで花を付けるので少し離れると見失ってしまいます。
 名前は、時々白花のもが有って、この形を「白鷺」に見立てて「サギゴケ」と呼ぶ事から淡紫色のこの花を「紫鷺苔」と呼ぶ様になったようだ。最後の「苔」については小さくて地面にへばり付くように広がる様を苔に見立てての事でしょう。
 この花の雌しべの先は上下2つに割れていて、この場所に草の葉先などで軽く触れると、貝が閉じるように口を閉じるのがわかる。この花と出会ったら一度お試しあれ。

 日中はそこそこ気温が上がって過ごし易かった。その性でも無いでしょうが「ツバメ」「アゲハ」に今季初、お目にかかりました。

  
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2011年03月30日 Posted by 松ぽっくり at 17:56Comments(0)フィールド