下から順々に

     キュウリグサ




 空地の通路に沿ってキュウリグサが一列に小さな花を付けている。この草も前年とほとんど時期を違わず咲き始めたようだ。
花の咲き始めの頃は茎の先の方に蕾が沢山付いていて、クルクル巻いているが、下から順々に咲いていき最後の花が咲く頃には巻いていた茎はまっすぐになる。
 野の草花にはルーペでのぞいて初めてその良さに気付くものが多々ある。この草もそんな中のひとつ。

「毎年よ、彼岸の入りに寒いのは」と云う子規の句が思い出されて、結構寒い。明日は彼岸の入り!

  
タグ :植物


2011年03月17日 Posted by 松ぽっくり at 17:25Comments(0)フィールド