民間薬として

     カキドウシ




 あまり手入れの行き届いていないミカン畑にカキドウシが昨年とほぼ季を同じくして咲き始めていました。
花に近づいて観ると下唇にかなりの毛が生え、上唇にはまだ花粉を出す前の雄しべがくっ付いているのが見えます。
 この草は昔から民間薬として重宝され、一時期「糖尿病」に効くとしてブームになり盛んに採集された時期がありました(今は忘れ去られていますがface10)
茎は花期には立っていますが、花が終わるとツル状になって地を這い、垣根も突き抜けて行く。と云う事で「垣通し」の名が付いたと云われています。

 穏やかないい陽気でしたが雨になりました。  
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2011年03月20日 Posted by 松ぽっくり at 17:15Comments(0)フィールド