灯をともす

     ダンコウバイ雄花


 今日は少し林道を走って来ました。例年に増して厳しかった冬を物語る様に、山はまだ冬がかなり色濃く残っています。
そんな中、渓流沿いにダンコウバイが1株、枝に灯をともす様に黄色い花を付けていました。「ダンコウバイ」はクスノキ科で比較的大き目の葉を付けます。葉の先は3つに切れ込むので花の無い時でも割と見分け易い。
花は「アブラチャン」と色も形もよく似ていますが、ダンコウバイの方が枝が太めで、「花序」に柄が有りません。アブラチャンの「花序」には柄があります。
この柄の有る無しが花期の両者の識別ポイントになります。

 春の日差しの中に冬の風が吹いて冷たい一日でした。  
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2011年03月04日 Posted by 松ぽっくり at 17:20Comments(0)下見