日和

 のどか~ 高く青い空、トビの声、キンモクセイの香り、昼下がりのフィールドは人影もまばらで長閑この上ない。広い河原を独り占めしたような気分。
 キラッとして何かがマテバシイの葉に止まった。静かに近付いてみると「ウラギンシジミ」の♀が止まっていた。♂は汚物や腐果などにも集まるので、農道などで良くお目に掛かるが♀は随分と久しぶりです。ちなみに♂は翅の中心部が赤銅色です。
 斜面では『チカラシバ』が目立ち始めました。子供たちはこの草をしごいて栗のイガを作って遊んだりします。この草は根が強く、引っ張ってもなかなか抜けないので「力芝」の名前が付いたようです。道端にも多いので「ミチシバ」とも呼ばれます。
「小春日和」と云う言葉はこの時季適切でないと思いますが、そんな言葉が頭に浮かぶ穏やかな日和です。

チカラシバ





















































  
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2009年10月13日 Posted by 松ぽっくり at 15:48Comments(0)フィールド