田の畔 ⑤
本日も快晴、絶好の行楽日和でした。
田んぼ第5弾『ヒメミソハギ』日本全土の水田や湿地に生える、10~30㎝の小さな草です。先日の「ホソバヒメミソハギ」は小さいながらも花が肉眼で確認できますが、こちらはまず花と気が付かないと思います。花の径は1.5ミリと極小。花ともいえません。
夕暮れのフィールドはウオーキングに熱心な年配者が次々と姿を見せます。山の端にしずむ夕日、鈴虫の声、癒しの時を求めて。

ヒメミソハギ

田んぼ第5弾『ヒメミソハギ』日本全土の水田や湿地に生える、10~30㎝の小さな草です。先日の「ホソバヒメミソハギ」は小さいながらも花が肉眼で確認できますが、こちらはまず花と気が付かないと思います。花の径は1.5ミリと極小。花ともいえません。
夕暮れのフィールドはウオーキングに熱心な年配者が次々と姿を見せます。山の端にしずむ夕日、鈴虫の声、癒しの時を求めて。


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2009年09月07日 Posted by 松ぽっくり at 18:11 │Comments(0) │植物
ちょっと意外
快晴です、気温は高いが空気が乾いていて気持ちいい。
気持のよいのは私達だけで、草達は一様にゲンナリしています。
そんな中『アキノノゲシ』が頼りなげに咲いていました。
日本中の荒れ地や草地に普通に見られ、大きくなる物は2㍍にもなります。普通下の方の葉は羽状に切れ込みますが、画像のものは切れ込まず細いので「ホソバアキノノゲシ」と言われるタイプです。ちぎると白い汁が出ます。
ちょっと意外に思うかも知れませんが、私達がよく食べる「レタス」もこの「アキノノゲシ属」に入ります。と云う事でレタスの芯の所を切ると同じように白い汁が出ます。
どうやら斜面も草刈が始まる様です。乾ききっているからこの際さっぱりやってもらいましょう。

アキノノゲシ
気持のよいのは私達だけで、草達は一様にゲンナリしています。
そんな中『アキノノゲシ』が頼りなげに咲いていました。
日本中の荒れ地や草地に普通に見られ、大きくなる物は2㍍にもなります。普通下の方の葉は羽状に切れ込みますが、画像のものは切れ込まず細いので「ホソバアキノノゲシ」と言われるタイプです。ちぎると白い汁が出ます。
ちょっと意外に思うかも知れませんが、私達がよく食べる「レタス」もこの「アキノノゲシ属」に入ります。と云う事でレタスの芯の所を切ると同じように白い汁が出ます。
どうやら斜面も草刈が始まる様です。乾ききっているからこの際さっぱりやってもらいましょう。


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2009年09月05日 Posted by 松ぽっくり at 17:19 │Comments(2) │フィールド
田の畔 ④
天気予報では「上空に寒気が入って不安定になり、所により雷雨やにわか雨が有る」との予報がここ何日か続いているが、どうもこの辺は「所によらない」らしくて気配がない。そんな訳で今日は田んぼに水が導入されていた。
田んぼ第4弾は『ホソバヒメミソハギ』です。南北アメリカ原産で関東以西に帰化しているらしい。在来の「ヒメミソハギ」より草丈も花も果実も大きい。大きいと云っても花の径は約4ミリと小さい。最近は「ヒメミソハギ」よりこちらの方をよく見かける。
明日からは安定した天気で、お出かけには心配ない。との事ですが、フィールドの草達が気になります。「ヨモギ」は大分前から小さな蕾を付けたままです。


ホソバヒメミソハギ
田んぼ第4弾は『ホソバヒメミソハギ』です。南北アメリカ原産で関東以西に帰化しているらしい。在来の「ヒメミソハギ」より草丈も花も果実も大きい。大きいと云っても花の径は約4ミリと小さい。最近は「ヒメミソハギ」よりこちらの方をよく見かける。
明日からは安定した天気で、お出かけには心配ない。との事ですが、フィールドの草達が気になります。「ヨモギ」は大分前から小さな蕾を付けたままです。



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2009年09月04日 Posted by 松ぽっくり at 18:32 │Comments(0) │植物
田の畔 ③
朝方は思わず夏掛けを引き上げるようになった。大した温度差では無いと思うが、人間は意外と温度に敏感に出来ているようだ。
田の畔第3弾『アゼナ』です。昨日の「スズメノトウガラシ」と混在しているので紛らわしいのですが、花が一回り小さく、花の柄がすこぶる長いので少し慣れると見分けがつきます。最近はよく似た「アメリカアゼナ」と云う外来種が増えていますが、葉に鋸歯と短い柄がある事で見分けます。
名前は「畦菜」と書くように、単純に畔に多い事から付けられたと思われます。いずれにしても「田の草」として「十ぱ一からげ」にして
かたずけられる物の一つでしょう。
土手の草達はいよいよ水不足にあえいでいるように見えます。風は東寄り、帰りは楽々コースでした。
アゼナ
田の畔第3弾『アゼナ』です。昨日の「スズメノトウガラシ」と混在しているので紛らわしいのですが、花が一回り小さく、花の柄がすこぶる長いので少し慣れると見分けがつきます。最近はよく似た「アメリカアゼナ」と云う外来種が増えていますが、葉に鋸歯と短い柄がある事で見分けます。
名前は「畦菜」と書くように、単純に畔に多い事から付けられたと思われます。いずれにしても「田の草」として「十ぱ一からげ」にして
かたずけられる物の一つでしょう。
土手の草達はいよいよ水不足にあえいでいるように見えます。風は東寄り、帰りは楽々コースでした。

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2009年09月03日 Posted by 松ぽっくり at 18:38 │Comments(0) │植物
果実の形が・・・
先日、ミゾカクシの花が一個だけ咲いていた田んぼの畦をよく見ると昔からの田の草が色々見つかりました。どれも小さな草なので見栄えはしませんが、取り上げて見ました。最初は『スズメノトウガラシ』 名前の由来は、果実の形が唐辛子に似ていて小さいので「雀の唐辛子」となったようです(形だけの事ですから、味が辛いわけではありません)ひとつ厄介な事は同じ様な所に生え、形もそっくりな「アゼトウガラシ」の存在です。外見が大変よく似ていて気軽に名前を言えません。そこで花の中をのぞきます(ルーペの出番です) 「スズメノ・・・」の方は4本ある雄しべのうち、下側の2本は葯が付いていません(めんどくさっ!) 成り行きで書きましたが、読み飛ばして下さい。
フィールドは風が時々強く吹いて涼しい。薄い日に川筋が際立って見えた。


フィールドは風が時々強く吹いて涼しい。薄い日に川筋が際立って見えた。



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2009年09月02日 Posted by 松ぽっくり at 17:39 │Comments(0) │植物
イタドリ
残暑のフィールドも日が西に傾くとかなり凌ぎやすくなります。
今日は210日、昔から台風の当たり日されているがその台風は雨も降らさず行ってしまった。
『イタドリ』が花を付けた。猛々しい程大きくなるイタドリも花は中々繊細です。漢字で書くと「虎杖」でこれは漢名。根茎を干したものを虎杖根(こじょうこん)と云い、緩下剤にされるようです。
春先の若い茎は酸っぱくて、生で食べた覚えがあります。生活範囲は広く、平地からかなり標高の高い所まで生えています。
コウロギの声がものの哀れを奏でています。

イタドリ雌花
今日は210日、昔から台風の当たり日されているがその台風は雨も降らさず行ってしまった。
『イタドリ』が花を付けた。猛々しい程大きくなるイタドリも花は中々繊細です。漢字で書くと「虎杖」でこれは漢名。根茎を干したものを虎杖根(こじょうこん)と云い、緩下剤にされるようです。
春先の若い茎は酸っぱくて、生で食べた覚えがあります。生活範囲は広く、平地からかなり標高の高い所まで生えています。
コウロギの声がものの哀れを奏でています。


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