樹木園
友人と県立美術館に行って来ました。と言っても中には入らず周辺を歩いただけですが、
梅は少し咲き始め、一本だけある「マンサク」もよく見ると2,3咲き始めていました。
寒さも今日は落ち着いて、ぶらぶら歩きには好適です。
県立大学の薬用植物園温室裏の落ち葉の中からは「フキノトウ」が顔を出し、蕾が開き始めています。
隣設の樹木園では「シナマンサク」「ミツマタ」「オガタマノキ」などが咲き始め、「ムクロジ」の大木は数えきれないほどの実をぶら下げていました。ムクロジの果皮はサポニンを含み、良く泡立つので昔は洗濯や洗髪に使われたとの事。分布は西南日本が中心の様です。
久々に尋ねた美術館周辺、この季節としては思いの他Goodでした。
ムクロジ

ムクロジ実

梅は少し咲き始め、一本だけある「マンサク」もよく見ると2,3咲き始めていました。
寒さも今日は落ち着いて、ぶらぶら歩きには好適です。

県立大学の薬用植物園温室裏の落ち葉の中からは「フキノトウ」が顔を出し、蕾が開き始めています。
隣設の樹木園では「シナマンサク」「ミツマタ」「オガタマノキ」などが咲き始め、「ムクロジ」の大木は数えきれないほどの実をぶら下げていました。ムクロジの果皮はサポニンを含み、良く泡立つので昔は洗濯や洗髪に使われたとの事。分布は西南日本が中心の様です。
久々に尋ねた美術館周辺、この季節としては思いの他Goodでした。



ムクロジ実
タグ :植物
2010年02月08日 Posted by 松ぽっくり at 20:07 │Comments(0) │下見
カワラヒワ
やっと風が収まり、のんびり散歩の出来る日和に戻ってくれました。
鳥たちの動きも心なしか軽やかに見えます。
地表で何かをついばんでいた『カワラヒワ』が私の気配に気付いて枯れアシに退避してこちらを見ています。しばらくにらめっこをして何枚か撮らせてもらいましたが、いかにも距離があるのでもう少し近づこうとした途端「キリリコロロ」と鳴いて飛び去りました。
そんな訳でピンクの嘴がかろうじて分かる程度の画になってしまいました。
カワラヒワは「河原鶸」と書く。留鳥として年間を通して見る事ができ、飛ぶと翼の黄色が目立ちます。
カワラヒワ

鳥たちの動きも心なしか軽やかに見えます。
地表で何かをついばんでいた『カワラヒワ』が私の気配に気付いて枯れアシに退避してこちらを見ています。しばらくにらめっこをして何枚か撮らせてもらいましたが、いかにも距離があるのでもう少し近づこうとした途端「キリリコロロ」と鳴いて飛び去りました。

そんな訳でピンクの嘴がかろうじて分かる程度の画になってしまいました。

カワラヒワは「河原鶸」と書く。留鳥として年間を通して見る事ができ、飛ぶと翼の黄色が目立ちます。
カワラヒワ

タグ :野鳥
2010年02月07日 Posted by 松ぽっくり at 16:13 │Comments(0) │フィールド
冬とは思えない
強風と寒さに恐れをなして、フィールドを休んでしまいました。
それでもと思い、近くの水路を覗いてみると、この寒さの中、『オランダガラシ』が青々と葉を広げています。
「クレソン」と言った方が分かり易いと思いますが、それにしても冬とは思えない葉の茂り方です。
日本には明治のはじめに入り、軽井沢で外人用に栽培されていたものが逃げ出して、全国で野生化したらしい。
先日の「オランダミミナグサ」にしてもそうですが、外国から入って来たものの頭に「オランダ」と付けて呼ぶ事が案外多い。
近くには小さな花の「タチイヌノフグリ」も一つ控えめに花を付けていました。
寒風の中、季節は着実に動いているようです。

オランダガラシ

タチイヌノフグリ

それでもと思い、近くの水路を覗いてみると、この寒さの中、『オランダガラシ』が青々と葉を広げています。
「クレソン」と言った方が分かり易いと思いますが、それにしても冬とは思えない葉の茂り方です。

日本には明治のはじめに入り、軽井沢で外人用に栽培されていたものが逃げ出して、全国で野生化したらしい。
先日の「オランダミミナグサ」にしてもそうですが、外国から入って来たものの頭に「オランダ」と付けて呼ぶ事が案外多い。
近くには小さな花の「タチイヌノフグリ」も一つ控えめに花を付けていました。
寒風の中、季節は着実に動いているようです。


オランダガラシ

タチイヌノフグリ
タグ :植物
2010年02月06日 Posted by 松ぽっくり at 17:30 │Comments(0) │近所
別物の
長居は無用!今日のフィールドはまさにそんな言葉そのまま。
強力に冷たい風が「のんびり散歩を」などと云う気持ちを簡単に打ちのめしてくれた。
そんな中『カワラヨモギ』が花の頃とは別物の様な白い塊で耐えていました。
あえてこの過酷な環境の中で命を繋いでいるのはそれなりの訳が有るのだろうが・・・
何はともあれ長居は無用、早々に引き揚げました。
カワラヨモギ根生葉

強力に冷たい風が「のんびり散歩を」などと云う気持ちを簡単に打ちのめしてくれた。
そんな中『カワラヨモギ』が花の頃とは別物の様な白い塊で耐えていました。
あえてこの過酷な環境の中で命を繋いでいるのはそれなりの訳が有るのだろうが・・・
何はともあれ長居は無用、早々に引き揚げました。
カワラヨモギ根生葉

タグ :植物
2010年02月05日 Posted by 松ぽっくり at 16:31 │Comments(0) │フィールド
道ばた日なた
立春の今日、朝から寒さが厳しかった。
野暮用でフィールドに行けませんでしたので、昨日撮った『オオイヌノフグリ』を載せてみました。
花の少ないこの時期、道ばた日なたに瑠璃を散らしたように咲くこの花は、出会うたびに目を引きつけられて幾度となくシャッターを切るが、一度も満足できる画が撮れたためしがない。

最近は半ばあきらめ気味で、この時などはついに一個の花のアップでお茶を濁してしまいました。
『木陰なほ霜深けれど如月の光すひつつ犬ふぐり咲く』(渡辺元子)
しばらく寒い日が続くらしい。

オオイヌノフグリ
野暮用でフィールドに行けませんでしたので、昨日撮った『オオイヌノフグリ』を載せてみました。
花の少ないこの時期、道ばた日なたに瑠璃を散らしたように咲くこの花は、出会うたびに目を引きつけられて幾度となくシャッターを切るが、一度も満足できる画が撮れたためしがない。


最近は半ばあきらめ気味で、この時などはついに一個の花のアップでお茶を濁してしまいました。

『木陰なほ霜深けれど如月の光すひつつ犬ふぐり咲く』(渡辺元子)
しばらく寒い日が続くらしい。

オオイヌノフグリ
タグ :植物
2010年02月04日 Posted by 松ぽっくり at 18:05 │Comments(0) │近所
砂だらけで
今日もフィールドは冷たい風が強い。寒さに多少は慣れたとは云えかなりきつい。
帰りは又しても土手を降りて人家側を通ってきました。
近くの空き地で『オランダミミナグサ』が砂だらけで咲いていました。先日の雨で砂が跳ね上がったたのでしょうか、その内、風が振り払ってくれる事でしょう。
「ミミナグサ」に似てヨーロッパ原産と云う事で「和蘭耳菜草」の名前が付きましたが、在来の「ミミナグサ」はこの草に追いやられて都市近郊ではあまり見かけなくなりました。
今日は節分、スーパーの売り出しに乗って「恵方巻き」を方角も何もなく食べました。

オランダミミナグサ
帰りは又しても土手を降りて人家側を通ってきました。
近くの空き地で『オランダミミナグサ』が砂だらけで咲いていました。先日の雨で砂が跳ね上がったたのでしょうか、その内、風が振り払ってくれる事でしょう。

「ミミナグサ」に似てヨーロッパ原産と云う事で「和蘭耳菜草」の名前が付きましたが、在来の「ミミナグサ」はこの草に追いやられて都市近郊ではあまり見かけなくなりました。

今日は節分、スーパーの売り出しに乗って「恵方巻き」を方角も何もなく食べました。


オランダミミナグサ
タグ :植物
2010年02月03日 Posted by 松ぽっくり at 17:17 │Comments(0) │近所
草遊びの
学校の裏の田んぼに『スズメノテッポウ』が沢山出ていた。条件がよかったのか随分と早い。
スズメノテッポウは最近久しぶりの様な気がする。
昔の田んぼには必ずあった草だが、最近はある田んぼが少なくなったようだ。
漢字にすると「雀の鉄砲」そして「雀の枕」「槍草」「ピーピーグサ」などの別名も有ります。
その名前で分かる様に子供の草遊びの一つとして親しまれました。(穂を引き抜いて笛にしました)
安倍奥の山は雪を頂いています。風が冷たいので土手の下を帰ってきました。

スズメノテッポウ
スズメノテッポウは最近久しぶりの様な気がする。
昔の田んぼには必ずあった草だが、最近はある田んぼが少なくなったようだ。
漢字にすると「雀の鉄砲」そして「雀の枕」「槍草」「ピーピーグサ」などの別名も有ります。
その名前で分かる様に子供の草遊びの一つとして親しまれました。(穂を引き抜いて笛にしました)

安倍奥の山は雪を頂いています。風が冷たいので土手の下を帰ってきました。

スズメノテッポウ

タグ :植物
2010年02月02日 Posted by 松ぽっくり at 16:11 │Comments(2) │田んぼ
気の早い
2月に入りました。もうすぐ立春、とは言っても寒さがいきなり去る訳もない。
そんな中、気の早い『ヒメウズ』がヒガンバナの葉の間から伸び出して蕾を付けていました。
あわてて出て来て霜にやられなければいいのだが・・
ヒメウズはキンポウゲ科、オダマキの仲間ですが、園芸種のオダマキに比べると小さくていかにも貧弱です。
しかし寒さと乾燥の冬を誰にも頼らず乗り切る逞しさは持っています。この健気さこそが野生種の魅力なのでしょう。
今週はまた本来の寒さが戻るらしい。

ヒメウズ

ヒメウズの葉
そんな中、気の早い『ヒメウズ』がヒガンバナの葉の間から伸び出して蕾を付けていました。
あわてて出て来て霜にやられなければいいのだが・・

ヒメウズはキンポウゲ科、オダマキの仲間ですが、園芸種のオダマキに比べると小さくていかにも貧弱です。
しかし寒さと乾燥の冬を誰にも頼らず乗り切る逞しさは持っています。この健気さこそが野生種の魅力なのでしょう。
今週はまた本来の寒さが戻るらしい。

ヒメウズ

ヒメウズの葉
タグ :植物