隙間に

      トウネズミモチ




 防災用のブロックの隙間に生えているトウネズミモチが枝先によく目立つ大きな花序を付けた。
鳥の糞が運よく20cm程の隙間に落ちて育ったものでしょう。
小さな花の集まりにはハナムグリの仲間や様々な虫達が訪れ、そのおかげで秋にはたわわに実を付けます。
 中国原産で明治の頃に入ったと云われていますが、成長が早く丈夫なので公園や工場の緑化樹として、今でもよく植栽されています。
名前の方は外国産で「ネズミモチ」に似ているので「唐鼠黐」となりました。
 漢方では果実を乾燥させたものを「女貞」と呼び、強壮薬として使われるとの事です。
  
タグ :植物


2011年06月30日 Posted by 松ぽっくり at 17:04Comments(0)フィールド