オレンジ色の

      ハゼノキ


      オレンジ色の葯が目立つ雄花


 湿度が高いとみえてジットリと暑い。土手の草刈りも佳境に入ってきて、咲き始めたばかりの「ウツボグサ」も開花後4日であっさりゴミと化した。
 お地蔵さんの上の疎林縁、さすがにここまでは手が回っていない。ハゼノキが黄緑色の小さな花を泡のように盛り上げていた。
ハゼノキは雌雄別株でこの木は雄木、近づくとオレンジ色の葯が目立つ。この比較的地味な花に対し秋の紅葉は美しい。県内、土肥町の日陰山はハゼの紅葉で知られている。
 中国、ヒマラヤが原産とされ、別名が「リュウキュウハゼ」や「サツマウルシ」、これは伝播経路を示すものと云われている。

  
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2011年06月10日 Posted by 松ぽっくり at 17:48Comments(0)フィールド