影響を受けた
アキノノゲシ


空地や土手の斜面などで『アキノノゲシ』が急に目立つようになった。例年はもっとずっと早く咲き始めるのに、この草も今年の猛暑と少雨にかなり影響を受けたようだ。同じ「アキノノゲシ属」のレタスがいつもの倍以上に価格が高いのがうなずける。
秋晴れの風に吹かれゆく雲などを見ていると、過ぎ去った日々が突然蘇って戸惑ったりする・・


空地や土手の斜面などで『アキノノゲシ』が急に目立つようになった。例年はもっとずっと早く咲き始めるのに、この草も今年の猛暑と少雨にかなり影響を受けたようだ。同じ「アキノノゲシ属」のレタスがいつもの倍以上に価格が高いのがうなずける。
秋晴れの風に吹かれゆく雲などを見ていると、過ぎ去った日々が突然蘇って戸惑ったりする・・
タグ :植物
2010年10月07日 Posted by 松ぽっくり at 18:32 │Comments(2) │フィールド
目にも鮮やかな色彩
ゴンズイ

気持いい秋晴れですが気温は高めをキープしています。
仲間と船越堤公園を歩いて来ました。きれいに手が入っていて、それはそれでよいのですが私達にとってはちょっと・・・・
アラカシなどが並ぶ緑の中に『ゴンズイ』の果実が目にも鮮やかな色彩を見せています。
内も外も赤い半月状の果実が割れて黒光りする種が顔を出し、緑、赤、黒、多少ドギツサを感じるほどの強烈なコントラストです。
秋も進みこの実が落ち、晩秋になると今度は葉が赤く染まります。その分かどうかは知りませんが初夏に咲く花は小さく黄緑色で目立ちません。
名前の由来は材がもろくて役に立たないので、同じように役に立たない魚、ゴンズイの名が付けられたと云う説があるようです。

気持いい秋晴れですが気温は高めをキープしています。
仲間と船越堤公園を歩いて来ました。きれいに手が入っていて、それはそれでよいのですが私達にとってはちょっと・・・・

アラカシなどが並ぶ緑の中に『ゴンズイ』の果実が目にも鮮やかな色彩を見せています。
内も外も赤い半月状の果実が割れて黒光りする種が顔を出し、緑、赤、黒、多少ドギツサを感じるほどの強烈なコントラストです。
秋も進みこの実が落ち、晩秋になると今度は葉が赤く染まります。その分かどうかは知りませんが初夏に咲く花は小さく黄緑色で目立ちません。

名前の由来は材がもろくて役に立たないので、同じように役に立たない魚、ゴンズイの名が付けられたと云う説があるようです。
タグ :植物
2010年10月06日 Posted by 松ぽっくり at 23:53 │Comments(2) │下見
やさしい色合いの
イボクサ

花粉を出している3本とその根元に生える毛が確認できます。
朝の田んぼ、やさしい色合いの『イボクサ』が稲の間からいくつも顔を出しています。でもツユクサ科のこの花は昼頃には萎んでしまいます。
花はガク片3、花弁3、雄しべ6、雌しべ1で構成されていますが、雄しべ6の内3本は長くて花粉を出しますが残り3本は短くて花粉を出さず「仮雄しべ」と呼ばれています。
仕組みも習性も「ツユクサ」とよく似ています。
土手の下、「ノビタキ」がメマツヨイグサのテッペンに止まってこちらを見ています。渡りの途中の栄養補給中なのでしょう、セーフティーラインを固め、少しでも近づくとサッと移動してしまいます。

花粉を出している3本とその根元に生える毛が確認できます。

朝の田んぼ、やさしい色合いの『イボクサ』が稲の間からいくつも顔を出しています。でもツユクサ科のこの花は昼頃には萎んでしまいます。
花はガク片3、花弁3、雄しべ6、雌しべ1で構成されていますが、雄しべ6の内3本は長くて花粉を出しますが残り3本は短くて花粉を出さず「仮雄しべ」と呼ばれています。
仕組みも習性も「ツユクサ」とよく似ています。
土手の下、「ノビタキ」がメマツヨイグサのテッペンに止まってこちらを見ています。渡りの途中の栄養補給中なのでしょう、セーフティーラインを固め、少しでも近づくとサッと移動してしまいます。
タグ :植物
2010年10月05日 Posted by 松ぽっくり at 22:22 │Comments(0) │田んぼ
断面は丸型
イヌホタルイ

イヌホタルイの花序、小穂はホタルイに比べ細長い
今日は一日雨かと思っていたが止んでいる時間が長く、2時過ぎには日も出てきました。
刈り取りの済んだ田んぼにツクツクと『イヌホタルイ』が立っていました。カヤツリグサ科の茎の断面は3角形が主流ですが、イヌホタルイの茎の断面は丸型。
そして花序は茎の途中についているように見えますが、花序から上は苞葉(葉の一種)で茎ではありません。
よく似ている「ホタルイ」も同じような所に生えますが除草剤に弱いとの事で、見る機会が減りました。
街角に「キンモクセイ」の香が漂うようになりました。例年より遅い開花です。


イヌホタルイの花序、小穂はホタルイに比べ細長い

今日は一日雨かと思っていたが止んでいる時間が長く、2時過ぎには日も出てきました。
刈り取りの済んだ田んぼにツクツクと『イヌホタルイ』が立っていました。カヤツリグサ科の茎の断面は3角形が主流ですが、イヌホタルイの茎の断面は丸型。
そして花序は茎の途中についているように見えますが、花序から上は苞葉(葉の一種)で茎ではありません。
よく似ている「ホタルイ」も同じような所に生えますが除草剤に弱いとの事で、見る機会が減りました。
街角に「キンモクセイ」の香が漂うようになりました。例年より遅い開花です。

タグ :植物
2010年10月04日 Posted by 松ぽっくり at 18:27 │Comments(0) │田んぼ
クリーム色の地に
キハギ


過ごし易い気温の週末です、近くの農道を覗いてみました。
道の両側から『キハギ』が枝を垂らし、うすいクリーム色の地に紅紫色をあしらった黄色っぽい花を付けています。紅紫色の花の色が多いハギ類の中にあっては少数派と云えます。
萩と云えば初秋を連想しますが「キハギ」は花期が長く早いものは6月頃から咲き始めます。実際に一昨年の6月にこの同じ場所で観察したのを覚えています。
大きくなると3㍍程にもなり、ハギ類の中にあっては最もはっきりした木質部を作る事から「木萩」となったと思われます。


過ごし易い気温の週末です、近くの農道を覗いてみました。
道の両側から『キハギ』が枝を垂らし、うすいクリーム色の地に紅紫色をあしらった黄色っぽい花を付けています。紅紫色の花の色が多いハギ類の中にあっては少数派と云えます。
萩と云えば初秋を連想しますが「キハギ」は花期が長く早いものは6月頃から咲き始めます。実際に一昨年の6月にこの同じ場所で観察したのを覚えています。
大きくなると3㍍程にもなり、ハギ類の中にあっては最もはっきりした木質部を作る事から「木萩」となったと思われます。
タグ :植物
2010年10月02日 Posted by 松ぽっくり at 18:46 │Comments(0) │下見
浮島沼公園
シロバナサクラタデ

今日は姉を訪ねたついでに「浮島沼公園」を覗いて来ました(あるいはその逆かもしれない)
『シロバナサクラタデ』「アキノウナギツカミ」「ミゾソバ」などタデ科が所狭しと咲いていました。
予定していた「ヒメハッカ」は残念ながら遅かったようで、残り花がほんの少しだけしかありませんでした。
湿地が好きな『コシロネ』も白い小さな花を付けていますが、その花の形状は「唇形花」とは呼べない程「平開」しています。
その他には「ゴキズル」「ヤブツルアズキ」「ツルマメ」などが絡まり合っていました。
コシロネ


今日は姉を訪ねたついでに「浮島沼公園」を覗いて来ました(あるいはその逆かもしれない)
『シロバナサクラタデ』「アキノウナギツカミ」「ミゾソバ」などタデ科が所狭しと咲いていました。
予定していた「ヒメハッカ」は残念ながら遅かったようで、残り花がほんの少しだけしかありませんでした。

湿地が好きな『コシロネ』も白い小さな花を付けていますが、その花の形状は「唇形花」とは呼べない程「平開」しています。
その他には「ゴキズル」「ヤブツルアズキ」「ツルマメ」などが絡まり合っていました。
コシロネ


タグ :植物