埋もれるように

    カラスノゴマ




 「オオイヌタデ」「カナムグラ」「ママコノシリヌグイ」「ヤブツルアズキ」などが盛り上がるように絡まり合っている空地、その中に埋もれるようにカラスノゴマが黄色い花を付けていました。
花の中央、雌しべを取り囲んで長く突き出ているのは5本の仮雄しべ、昆虫を呼ぶ為のものらしい。本当の雄しべは下の方で、いじけた様にクネクネとした形をしている。
名前は胡麻の様な種子が出来る事から、これを烏が食べる胡麻に例えて「烏の胡麻」となったようです。
 空に刷毛で掃いたような雲を浮かべて季節が流れていきます。  
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2010年09月27日 Posted by 松ぽっくり at 17:58Comments(0)空き地