赤い皮が

      サンショウ


 誰かが畑の隅に植えたものでしょうか、今は放置され草が生い茂っている中サンショウの赤い皮が割れて黒い果実が午後の陽に光っていました。
若葉は「木の芽」として、若い果実は「実山椒」として佃煮に、更に雄花も佃煮にされます。そして熟した果実を粉にしたものが「粉山椒」で蒲焼きには欠かせません。果実の皮は七味唐辛子の香料のひとつ、更に太い幹からは「すりこぎ」を作る。 「山椒」の料理の世界での活躍には驚かされます。

 朝晩の気温に惑わされて出かけると、日中の日差しはまだまだ強く戸惑う事になる。
それでも草むらからはスズムシの声が聞こえています。


  
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2010年09月17日 Posted by 松ぽっくり at 18:12Comments(0)空き地