根元で

     ムシクサ




 まだ手の入っていない田んぼは今、草たちが我も我もとわが世の春を謳歌している
畦に腰をおろし、見渡してみると「レンゲ」を筆頭に「ハハコグサ」など15種を数える事が出来た。そしてその殆どが在来種、外来種は「アメリカフウロ」だけでした。
そんな草たちの根元を覗きこんでみると、草丈15cm程のムシクサも小さな白い花を付けていました。花は直径2~3mm程、ガク片は葉状で白い花弁よりはるかに大きい。それにしても目立たない草です。
「虫草」の名前はゾウムシの仲間がこの草の子房に卵を生み付けて果実の様な「虫えい」になるのでこの名が付いたようです。
 西の風は時折強くふいて、体を持っていかれそうになります。

  
タグ :植物


2011年04月25日 Posted by 松ぽっくり at 18:18Comments(0)フィールド