神事に
サカキ

花は白から次第に黄色味がかる
みかん畑の隅に植えられている『サカキ』の蕾が開き始めました。
神事に欠かせない神聖な木、と云う事で「榊」と書きます。
しかし昔はマツ、スギ、カシなどの常緑樹を広く「サカキ」と言っていた事もあるらしい。
そして「天の岩戸」の伝説以来、常緑樹を神前に供えたと云われる。これがいつの間にか「オガタマノキ」や香りの良い「シキミ」に代表され、それがまたツバキ科の「サカキ」で玉串をこさえたりするようになった。
従って古歌などに出てくる「サカキ」は必ずしも今の「榊」とは限らないようです。
ややこしや~

花は白から次第に黄色味がかる

みかん畑の隅に植えられている『サカキ』の蕾が開き始めました。
神事に欠かせない神聖な木、と云う事で「榊」と書きます。
しかし昔はマツ、スギ、カシなどの常緑樹を広く「サカキ」と言っていた事もあるらしい。
そして「天の岩戸」の伝説以来、常緑樹を神前に供えたと云われる。これがいつの間にか「オガタマノキ」や香りの良い「シキミ」に代表され、それがまたツバキ科の「サカキ」で玉串をこさえたりするようになった。
従って古歌などに出てくる「サカキ」は必ずしも今の「榊」とは限らないようです。
ややこしや~

タグ :植物
2010年06月09日 Posted by 松ぽっくり at 22:03 │Comments(0) │畑地
凛として
ネジバナ


一番先に草刈りの済んだ河川敷でラン科の『ネジバナ』が咲き始めました。
日当たりの良い草地や芝生の中などに好んで生えますが、梅雨空の下に凛として立つ姿が一番しっとりとして映える気がします。
窓を開けると、風と共に少しむせるような香が入ってきます、栗の花の香のようです。曇り空、小雨もぱらついています。
来週明けあたりからいよいよ雨の季節に入るらしい。


一番先に草刈りの済んだ河川敷でラン科の『ネジバナ』が咲き始めました。
日当たりの良い草地や芝生の中などに好んで生えますが、梅雨空の下に凛として立つ姿が一番しっとりとして映える気がします。
窓を開けると、風と共に少しむせるような香が入ってきます、栗の花の香のようです。曇り空、小雨もぱらついています。
来週明けあたりからいよいよ雨の季節に入るらしい。
タグ :植物
2010年06月08日 Posted by 松ぽっくり at 17:02 │Comments(2) │フィールド
風車の
テイカカズラ

今、小さな風車の様な『テイカカズラ』の花が盛りを迎えています。数え切れない程の花を付けている所では、そばを通ると甘い香りに振り向かされたりします。
お地蔵さんの下の「エノキ」に絡んだ『テイカカズラ』も数は少ないながらも花を付け、風に揺れていました。
この花は万葉でも「つた」として詠まれています。

今、小さな風車の様な『テイカカズラ』の花が盛りを迎えています。数え切れない程の花を付けている所では、そばを通ると甘い香りに振り向かされたりします。

お地蔵さんの下の「エノキ」に絡んだ『テイカカズラ』も数は少ないながらも花を付け、風に揺れていました。
この花は万葉でも「つた」として詠まれています。
タグ :植物
2010年06月07日 Posted by 松ぽっくり at 18:00 │Comments(0) │フィールド
脱ぎ捨てるように
エビヅル雄花

雄しべだけが目立つエビヅル雄花
今日もまた小さな花が開花していました。
ブドウ科の『エビヅル』の雄花です。去年の秋にブドウを小さくした様な黒い実がぶら下がっていたササ藪のそばです。
この小さな花、花弁(5枚)は頂きでくっ付いていて開花の時、帽子を脱ぎ捨てるように落ちてしまいます。したがって雄花では雄しべだけが目立ちます。

雄しべだけが目立つエビヅル雄花

今日もまた小さな花が開花していました。
ブドウ科の『エビヅル』の雄花です。去年の秋にブドウを小さくした様な黒い実がぶら下がっていたササ藪のそばです。
この小さな花、花弁(5枚)は頂きでくっ付いていて開花の時、帽子を脱ぎ捨てるように落ちてしまいます。したがって雄花では雄しべだけが目立ちます。
タグ :植物
2010年06月06日 Posted by 松ぽっくり at 18:19 │Comments(0) │フィールド
葉の形状が
カワラマツバ

この葉の形状から名前が付きました
午前中はフィールドより少し下の河原で皆さんと運動をさせて頂きました。2時間程でしたが、たちまち日に焼けてしまいました。
帰り道、ススキやスイバの斜面に『カワラマツバ』が小さな花を付けていました。
葉が松葉の様に細く、河原や土手などに多いので「河原松葉」の名が付きました。
今日もまた雷が遠く聞こえて、雨もぱらつきました。

この葉の形状から名前が付きました

午前中はフィールドより少し下の河原で皆さんと運動をさせて頂きました。2時間程でしたが、たちまち日に焼けてしまいました。

帰り道、ススキやスイバの斜面に『カワラマツバ』が小さな花を付けていました。
葉が松葉の様に細く、河原や土手などに多いので「河原松葉」の名が付きました。
今日もまた雷が遠く聞こえて、雨もぱらつきました。
タグ :植物
2010年06月05日 Posted by 松ぽっくり at 17:05 │Comments(0) │近所
はるかに美味?
サルナシ両性花
今日は近くの山を少し覗いて来ました。厚みを増した緑が体中に浸みこむようです。
「ウツギ」の花が咲いて「モミジイチゴ」の黄色い苺も藪の中に見え隠れしています。
道端のアカメガシワには『サルナシ』の蔓が絡まって白い花が風に揺れていました。
サルナシは「キウイフルーツ」と同じ仲間で、晩秋に完熟した果実は「キウイフルーツ」よりはるかに美味しいと聞きましたが、残念な事にまだ完熟したものに遭遇しておりません。
ちなみに「キウイフルーツ」の別名は「シナサルナシ」です。

今日は近くの山を少し覗いて来ました。厚みを増した緑が体中に浸みこむようです。
「ウツギ」の花が咲いて「モミジイチゴ」の黄色い苺も藪の中に見え隠れしています。
道端のアカメガシワには『サルナシ』の蔓が絡まって白い花が風に揺れていました。
サルナシは「キウイフルーツ」と同じ仲間で、晩秋に完熟した果実は「キウイフルーツ」よりはるかに美味しいと聞きましたが、残念な事にまだ完熟したものに遭遇しておりません。
ちなみに「キウイフルーツ」の別名は「シナサルナシ」です。
タグ :植物
2010年06月03日 Posted by 松ぽっくり at 23:25 │Comments(3) │下見
目が眩む
クララ

少し足をのばして上流の土手に行ってみました。こちらは草刈りがまだの様です。
フィールドでは蕾が出来た所で刈られてしまった『クララ』ですが、目立たない色の花を付けていました。
根の汁をなめると「目が眩む」と言われているので一度試してやろうと思っています。しかしそうかと云って積極的に根を掘ってまで試す気にもならなくて・・・ま、チャンスが有ったら、と云う事にしておきましょう。
「とりあえず晴れ」の日が続くこの頃です。

少し足をのばして上流の土手に行ってみました。こちらは草刈りがまだの様です。
フィールドでは蕾が出来た所で刈られてしまった『クララ』ですが、目立たない色の花を付けていました。
根の汁をなめると「目が眩む」と言われているので一度試してやろうと思っています。しかしそうかと云って積極的に根を掘ってまで試す気にもならなくて・・・ま、チャンスが有ったら、と云う事にしておきましょう。
「とりあえず晴れ」の日が続くこの頃です。
タグ :植物
2010年06月02日 Posted by 松ぽっくり at 17:48 │Comments(0) │寄り道
紅白
ムシトリナデシコ
河原や土手で『ムシトリナデシコ』が随分と目に付くようになってきました。
去年と同じ土手の下で今年は白花タイプが数を増やし、紅白入り混じって中々見事なお花畑を作っています。
いよいよ6月に入りました。今年は梅雨入りが遅れる見通しのようですが、その分先までグズつくのでしょうか?
茎の上部の粘液に虫がくっついて名前の由来を物語っています


河原や土手で『ムシトリナデシコ』が随分と目に付くようになってきました。

去年と同じ土手の下で今年は白花タイプが数を増やし、紅白入り混じって中々見事なお花畑を作っています。

いよいよ6月に入りました。今年は梅雨入りが遅れる見通しのようですが、その分先までグズつくのでしょうか?

茎の上部の粘液に虫がくっついて名前の由来を物語っています


タグ :植物