アメリカネナシカズラ

 降ったり照ったり、忙しい日です。雨も結構降ったようで川も増水しています。
池に注ぎ込む水路の上に「ウスバキトンボ」が群れています。今日はその数がかなり多いようです。
突き当たりの藪で「チョウトンボ」がヒラヒラしながら桜の梢から樹冠の方に上がって行きました。
その下の草むらに黄色い細い糸が草に絡み付いて、小さな白い花を沢山付けています『アメリカネナシカズラ』の様です。この草は種から発芽して細い蔓をのばしていきます、この時はまだ根があります。その蔓が他の植物に絡み付くとコブの様な寄生根を作り寄生主から養分を吸い始めます。この時絡み付いた所から下は枯れて無くなります。つまり根が無くなってしまうのです。他の植物から養分を勝手に頂いて生きる、チャッカリ屋さんの寄生植物です。
原産は北アメリカで穀物か砂防用植物の種に混じって渡来したのでは、と言われています。

アメリカネナシカズラ
  
タグ :自然


2009年07月25日 Posted by 松ぽっくり at 17:48Comments(0)フィールド