人知れず咲く

 吹く風も心なしか角が取れてきた様です。チラホラ散り始めた桜の花とは対照的に、ごく地味に花をつける木もあります。どちらかと云うとそんな木の方が多いかも知れません。河原のアキグミやエノキなどもそんな仲間です。アキグミは秋に赤い小さな実を沢山付けます、かなり渋みは強いですが食べられます(どちらかと云うと果実酒向きかな) 秋に実をつけるのでアキグミ。夏に実をつけるナツグミもあります。大木になるエノキは種子の発芽力が強く河原でも良く見かけます。大きな木とは裏腹に花は小さくて若葉と同じような色なので花が咲いているようには見えません。秋に実る小さな黒い実は鳥たちの食糧になります。鳥と云えば、ジョウビタキの姿が見え無くなりました、大陸へ旅立ったのでしょうか。

左アキグミ右エノキ
  
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2009年04月06日 Posted by 松ぽっくり at 17:00Comments(0)フィールド