アケビの雌花

 風は冷たいが快晴。風が止むと背中に太陽が心地よい。随分とタンポポの数が増えた、ミツバチは花の中に頭を突っ込んでいそがしく蜜を集めている。ムクドリ、モズ、ハクセキレイ、ビンズイ、ホウジロ、メジロ、ジョウビタキ、いつものメンバーにお目にかかるが今日はツグミの姿を見ない、もしかして北の国へ旅立ったのだろうか?
フィールドの折り返し地点の河原にヤマザクラがあった。あまり大きな木ではないが、花と葉が出て初めて気づいた。クズやフジなどに絡まりつかれているので花の数も少ない。あまり手出しをするのは好きではないが、少しだけ絡み付いたつるを切らせてもらった。  アケビの雌花が開いた。これで雌雄並んで咲いた。雌花の雌しべは写真では6本ですが3~9本と個体によって異なります。雌しべの先端は粘液を分泌して花粉が付きやすいようになっています。ただ、同じ木の花粉では実がなりません。


左アケビ、右ヤマザクラ  
タグ :植物


2009年03月15日 Posted by 松ぽっくり at 17:57Comments(3)フィールド