くっ付くための

      キンミズヒキ




 土手のエノキもサクラもあらかた葉を落として今日は大雪「雪もいよいよ本格的になる頃」とされていますが静岡に住んでいると大雪も小雪もあまりピンとこない。市街地に居れば雪を見る事さえが希なのです。
 突き当たりの藪でキンミズヒキが葉も果実も赤く染まっていました。その果実をよく見ると刺の先が鉤状に曲がっています。これで動物などにくっ付いて分布を広げていくのでしょう。
自分で移動する事の出来ない野の草たちの中にはこうして他のものにくっ付く為の構造を持ったものが多々見受けられます。  
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2010年12月07日 Posted by 松ぽっくり at 17:31Comments(0)フィールド