一風変わった
ムラサキケマン

淀んだ水路のふちで『ムラサキケマン』が紅紫色の目立つ花を付けていました。
この一風変わった形の花は一応4個の花弁からなり上の1枚が特に大きく、後ろに突き出ている。内側の2枚は左右から合わさって先端が合着し、雄しべと雌しべを包んでいます。この形はケシ科の中でもキケマン属の花の特徴となっています。
また黒い小さな種には「種枕(しゅちん)」と呼ばれる蟻の好む付属物が付いている為アリが運び、種枕だけ食べて捨てるので種の散布に役だっています。
有毒植物ですが「ウスバシロチョウ」の食草としても知られています。


淀んだ水路のふちで『ムラサキケマン』が紅紫色の目立つ花を付けていました。
この一風変わった形の花は一応4個の花弁からなり上の1枚が特に大きく、後ろに突き出ている。内側の2枚は左右から合わさって先端が合着し、雄しべと雌しべを包んでいます。この形はケシ科の中でもキケマン属の花の特徴となっています。
また黒い小さな種には「種枕(しゅちん)」と呼ばれる蟻の好む付属物が付いている為アリが運び、種枕だけ食べて捨てるので種の散布に役だっています。
有毒植物ですが「ウスバシロチョウ」の食草としても知られています。