勝手気まま
オガルカヤ


刈り残された斜面の草むらから「カンタン」のか細い声が聞こえるようになって今日は「寒露」秋も深まる頃、のはずだがそこはそれ、中々暦どうりにはいかない。
土手の下では『オガルカヤ』が小穂の集団を左右に広げています。離れてみるとそれが幾つも重なって勝手気ままに穂を出しているように見えます。
「オガルカヤ」は「メガルカヤ」に対しての名前。「カルカヤ」とは屋根を葺くために刈り取る草の総称だった様です。


刈り残された斜面の草むらから「カンタン」のか細い声が聞こえるようになって今日は「寒露」秋も深まる頃、のはずだがそこはそれ、中々暦どうりにはいかない。
土手の下では『オガルカヤ』が小穂の集団を左右に広げています。離れてみるとそれが幾つも重なって勝手気ままに穂を出しているように見えます。
「オガルカヤ」は「メガルカヤ」に対しての名前。「カルカヤ」とは屋根を葺くために刈り取る草の総称だった様です。